日本の児童生徒は成績が良くてもどれだけ頑張っても「お金が無くて学校にいけない」ことがあるというのは皆さんも遭遇したことがあるか身内に知り合いがいるなどして既にご承知されていることだと思います。文部科学省や教育委員会、学校関係者に支援してと依頼したところで、「そんなもの知るか」というのが現状です。過去のブログの中で外国人には学校に来てくださいといわんばかりに授業料を免除して生活費まで出して・・・という日本の教育事情が日本人が知らないところで行われていると言いました。
ここで気になったのは今日付けの
http://www.asahi.com/business/update/0820/001.html
の資料です。
「アジア留学生に奨学金、日本で就職促す 2千人に国支給」とあって、
中身を見ると「受講生1人あたり、住居費分、学費免除分、生活費など月計20万〜30万円相当の支給を検討中だ。支援対象は約2000人を想定している。 」とあります。
「両省は関連予算として07年度予算の概算要求に約60億円を盛り込む方針。この中には、同じ目的で、既存の国費留学制度を使っている留学生らが無料参加できる就職支援プログラムも加わる。」とあって、「04年度は約3万人の留学生が日本の大学・大学院を出たが、日本国内で就職した留学生は約5700人にとどまった。留学生支援策の拡充で、アジアの優秀な人材の定着」とありますが、
こんなことをされて困るのは日本自体です。いくつかの理由は:
・日本人ですらお金が無くて困っている人がいる。
しかも、成績が優秀だと「真面目君」、女性だと「あんた勉強して何のメリットがあるの」とからかわれるだけで終了・・・これでは教育がズタズタになります
・日本人はゆとり教育、質がマスマス低下。。。
・技術を盗まれる、最終的に日本が育てた人材が海外に行ってしまう:技術を盗んでも日本にはスパイ防止法が無いので盗み放題・・・
・最終的に外国人や外国にとってのメリットはあっても、日本にとってのメリットは無い
・今問題となっている天下り問題で、天下り先の企業や団体にこれらのお金がいかない保証は無い
カナダ政府は私がカナダの大学をトップで卒業したからといって、国として(企業としてではありません)一方的に私を確保しようとしませんでした・・・だからといって、どうこうということは私は思いませんでした。もしもカナダ政府が国として私に対して生活資金まで出すからカナダにいてくれといえば、私はカナダはバカな国だと思います。 そんなバカなことを日本が今実践しようとしているわけです。
外国人の方が日本人より仕事の回し方がうまいと思うことは良くあります。だからこそ、日本人を教育しなければいけないのに、優秀な外国人を確保して技術の伝授からいろいろするのは本末転倒、非常に危険なことで日本の将来がマスマス危ぶまれるきっかけになりますです・・・
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