中国電力島根原子力発電所1号機で、制御棒の一部がひび割れていたことが10日、分かった。昨年12月から進めている定期検査で判明。ひびは微細で、制御棒の駆動に影響はないという。制御棒は全長4.5メートルのステンレス製。昨年12月17日に取り換えた12本のうち3本を今月8日に点検したところ、厚さ6.6ミリの板状つかみ部分の表面の片側に12ミリ、もう片側に9ミリのひびが見つかった。