先日のエントリに思いの他アクセスがありました。全然72時間で過ぎ去らなかったよ…。とりあえずneodenjin氏の「逃げ場。」が再開していたのはよかったよかった。
あれから考えたことをいくつか追記しておきます。
著作権と罪悪感
Tumblrは画像とかMP3とか丸ごと自分のサイトにコピーする機能を持っています。当然、著作権が問題になります。Tumblr側としては、
Tumblr V3、著作権のまとめ - Relax Sucks.
にありますが、やっぱりニコニコ動画などと同じで、著作権侵害が訴えられれば直ちに対応する、というスタンスのようです。親告罪とかいうやつですね。
私はネットで見かけた画像を遠慮なくTumblrに転載しまくってますが、おそらく、その画像のうちのどれかは、著作権を侵害しているでしょう。作者がその画像をどう扱って欲しいかなんて、書いてないことがほとんどだし、わざわざ連絡とってから転載するのも面倒です。これは、「著作権は親告罪である」というのが私の中で免罪符になっているからこそ、できることです。
でもやっぱり、最初の情報の作者には罪悪感を感じてしまいます。だから、自己満足ですが、ネタ元のリンクは公開するし、Tumblrには絶対に広告を張らないというルールを課しています。ホント、自己満足に過ぎませんが。
アクセス解析をかけてみてわかりましたが、私のTumblrエントリのいくつかが、例のにゅーあきばに転載されていました。私の場合、怒るとか喜ぶとかじゃなくて、罪悪感で一杯になりました。一次情報元のサイトのアクセスを掠め取ってしまったような気がするからです。著作権侵害が、私の罪になってしまったような気がするからです。だからといって何も行動しないんですけどね^^;
個人ニュースサイトの意義
個人ニュースサイトの意義って散々議論されてきたことですが、ウェブが爆発的に広がっている今、その情報を集約してくれるものは絶対に必要です。私もほとんどの情報は個人ニュースサイトから仕入れていますし、このブログへのアクセスもほとんどが個人ニュースサイト経由です。
でも、個人ニュースサイトでウェブが埋め尽くされてしまうことには耐えられないのですよ。アフィリエイトやスパムだらけのニュースサイトが増え、何が目的かわからないサイトばかりになってしまったら、それは最悪な未来です。Webの質の低下です。うん、そういうのの片棒を担ぐのは、嫌なんだ。
私の立場。(TODO:あとでTumblrにReblogっとく)
私のTumblr・SAGは私が個人的に楽しいからReblogしています。Tumblr上で情報の創造は行いません。よってアフィリエイトは張りません。なぜなら、私はそういうサイトが嫌いだからです。
SAGのReblogや転載は全て自由です。少なくとも私の情報元は、ウェブで一般に公開されているものです。たぶん、重大な問題にはならないはずです。でもアフィリエイトを目的としたサイトなら、できればSAGを情報源にしないで欲しいです。私は情報を何ら付加していません。
情報を創造する立場と集約する立場。どちらも必要で、どちらが欠けても駄目ですが、私はできれば創造する立場になりたいですね。
その通りじゃないですか
「個人ニュースサイトでウェブが埋め尽くされてしまうことには耐えられないのですよ。アフィリエイトやスパムだらけのニュースサイトが増え、何が目的かわからないサイトばかりになってしまったら、それは最悪な未来です」
お陰で検索かけても訳の分からないタンブラばっか引っかかって
元サイトになかなか辿り着けなくなってるんですが・・・。
もっともらしい事言ってるけど、著作権物の転載してる事にはかわりないという認識をして欲しいもんです。
最近tumblrの存在を知る機会があり、いろいろ調べているうちに、こちらのブログへとたどり着きました。
自分がtumblrに感じるイメージをまとめてみたり、tumblrを取り巻く意見を集めてみたりしているのですが、tumblrのことが今ひとつ掴めずにいます。
(こちらにまとめてあります→http://www.geocities.jp/noshibeya/tokidoki34.html)
そこで実際にtumblrを運用し、肯定されてる側の意見を聞いてみたい、と考え、こちらのエントリーにコメントさせていただきました。
まずtumblrの楽しさ、というものは「訪問してもらえる楽しみ(アクセス数)」「reblogによって生まれる楽しみ(リンク)」この二つ以外に、どのようなものがあるでしょうか?
またこの二つの楽しみは、制作者が作品を公開することで得られる「訪問(アクセス数)」「紹介(リンク)」というささやかな楽しみを、制作者に変わってtumblr運用者が享受しているだけのように見えるのですが、それとは違うのでしょうか?
上記が検討違いであるとすれば、制作者サイトはtumblrに転載されることで、どのような恩恵を受けていることになるのでしょうか?
にゅーあきば問題に見られる、ニュースサイトがtumblrをソースに利用する行為は、ニュースサイトの姿勢に問題があるのであって、無断転載を行うtumblr側に責任はない、とのスタンスみたいですが、「tumblrをソースとして利用することは可能」であることをにゅーあきばが実践している以上、今後そのようなニュースサイトは増えていくと思います。ニュースサイト側のモラルに期待できない場合、どうすればこの問題を解決できると思いますか?
ニュースサイトが情報ソースにtumblrを利用した場合、制作者サイトはアクセス解析で「どこのニュースサイトにどのような形で紹介されたのか?」を知ることができなくなってしまうのですが、そのことについてはどうお考えでしょうか?
同様に制作者はtumblr内で自身の作品がどれだけreblogされようとも、その動きを一切知ることができないのですが、そのことについてはどうお考えでしょうか?
tumblrをよく理解できていないので、見当違いな質問もあるかもしれませんが、もしよろしければご意見をお聞かせいただければ、と思います。
まとめを読みました。最初の騒動は知りませんでした。こういう場合があることを知っておかなくてはなりませんね…
偉そうなことを言えるほどtumblrを使っているわけでもないのですが、私なりの回答です。
>まずtumblrの楽しさ、というものは「訪問してもらえる楽しみ(アクセス数)」「reblogによって生まれる楽しみ(リンク)」この二つ以外に、どのようなものがあるでしょうか?
私の場合は、完全な第三者に見せることをあまり考えていません。tumblrはもっとプライベートな場所だと思っています。
一番の喜びは、自分が転載したネタが、他の人にReblogされることです。自分がすごいと思ったものに共感してくれる人がこんなにもいる、とわかるのが楽しいですね。私のtumblrからもっと有名なtumblrにReblogされて、そこを経由して広がってもうれしいです。
高機能なソーシャルブックマークの感覚です。自分が気に入った絵、写真、言葉、その他もろもろを、気の向くままに溜めているスクラップブックを、PCのローカルじゃなくて、Web上に公開してみたら、それがすごく楽しかった。それだけのつもりなんです。
>制作者に変わってtumblr運用者が享受しているだけ
アクセスを集めることは目的でないのですが、現在の仕様ではそう見られても仕方ないのかもしれません。正直言うと、今回のこの問題まで、深く考えずに使っておりました。
>制作者サイトはtumblrに転載されることで、どのような恩恵を受けていることになるのでしょうか?
どれぐらいその画像に対して人気が集まるのか、一つの目安になるのではないでしょうか。
>ニュースサイト側のモラルに期待できない場合、どうすればこの問題を解決できると思いますか?
tumblr側の仕様変更でしょうか。現状でも画像を転載する場合、ある一定の大きさ以下に自動縮小されます(なのでtumblrではPCの壁紙や字の小さな漫画は広まりません)。この制限をきつくして情報として役に立たなくするか、SNSのようにFriends同士では見ることができるけど、一般公開されないようにするとか…。
>ニュースサイトが情報ソースにtumblrを利用した場合、制作者サイトはアクセス解析で「どこのニュースサイトにどのような形で紹介されたのか?」を知ることができなくなってしまうのですが、そのことについてはどうお考えでしょうか?
tumblr側がどう変わろうと、この問題は解決できないですね。tumblrを情報源とするニュースサイト側の問題だと言うほかありません。
>同様に制作者はtumblr内で自身の作品がどれだけreblogされようとも、その動きを一切知ることができないのですが、そのことについてはどうお考えでしょうか?
自分のTumblrを持つとわかるようになります…という答えは卑怯でしょうか?
Dashboard(tumblr編集画面)では、その画像を最初に誰がPOSTして、誰にどのようにReblogされたか全て表示されます。
---------------------------
Livedoorクリップにサイトのサムネイルを引用するのは受け入れられて、tumblrに画像を引用するとNG、、、どこが境界線か、考察する必要がありますね。
この論争が行き着く先で、やはりtumblrは有害だというのなら、仕方ない、ローカルに戻るしかないと考えています。
もう少し考えてみます。ご意見ありがとうございました。
まずは
>tumblrの楽しさ、というものは「訪問してもらえる楽しみ(アクセス数)」「reblogによって生まれる楽しみ(リンク)」この二つ以外に、どのようなものがあるでしょうか?
の質問について。
>他の人にReblogされることです。
(この意見は、前提として述べられた「私の場合は、完全な第三者に見せることをあまり考えていません。tumblrはもっとプライベートな場所だと思っています」と完全に矛盾していますが)
「tumblrの楽しみはアクセスではない、リンクだ」との回答ですが、リンクとアクセスの楽しみは比例して増えるものであり、そのことはヒラクさんご自身も
>私のtumblrからもっと有名なtumblrにReblogされて、そこを経由して広がってもうれしいです。
>ローカルじゃなくて、Web上に公開してみたら、それがすごく楽しかった。
(これらの意見も前提として述べられた「私の場合は、完全な第三者に見せることをあまり考えていません。tumblrはもっとプライベートな場所だと思っています」と完全に矛盾していますが)
とおっしゃってることから、ご理解いただけると思いますが、しかし質問は
「その二つが楽しいことは知ってるけど、それ以外に何かあるの?」
ということなので、この質問への回答は「他に楽しみはない」ということでよろしいでしょうか?
===
次に
>「訪問(アクセス数)」「紹介(リンク)」というささやかな楽しみを、制作者に変わってtumblr運用者が享受しているだけのように見えるのですが、それとは違うのでしょうか?
の質問について。
>アクセスを集めることは目的でないのですが、現在の仕様ではそう見られても仕方ないのかもしれません。
との回答ですが、ヒラクさんの主張されている「tumblrの楽しみ」とは、言葉を変えれば
一番の喜びは、自分が制作した作品が、他の人に紹介されることです。
自分が作ったものに共感してくれる人がこんなにもいる、とわかるのが楽しいですね。
私の作品がもっと有名なニュースサイトに紹介されて、そこを経由して広がってもうれしいです。
こういうことです。これは制作者が作品を公開することで得られていた楽しみです。
この質問への回答は「制作者の楽しみを、制作者に変わって享受したいから、している」ということでよろしいでしょうか?
===
>制作者サイトはtumblrに転載されることで、どのような恩恵を受けていることになるのでしょうか?
の質問について。
「無断転載されまくることが人気の証明になる」との回答ですが、制作者がtumblrから受けることのできる恩恵はそれぐらいしかない、ということでよろしいでしょうか?
===
>ニュースサイト側のモラルに期待できない場合、どうすればこの問題を解決できると思いますか?
の質問について。
「tumblr側の仕様変更」との回答ですが、仕様で無断転載が行えなくなったとしてもtumblrは存続できるとお考えでしょうか?
tumblrユーザーがいなくなるような仕様変更案しか解決策がないのでは、「tumblrがなくなればいい」という意見と変わらないと思うのですが…。
===
>ニュースサイトが情報ソースにtumblrを利用した場合、制作者サイトはアクセス解析で「どこのニュースサイトにどのような形で紹介されたのか?」を知ることができなくなってしまうのですが、そのことについてはどうお考えでしょうか?
の質問について。
「tumblrを情報源とするニュースサイト側の問題」との回答ですが、「無断転載を行うtumblr側の問題」はない、ということでよろしいでしょうか?
自分は「tumblrが無断転載を行わなければ、ニュースサイトがtumblrをソースとすることが不可能なため、質問のような状況はおきえない」と考えているのですが。
===
>同様に制作者はtumblr内で自身の作品がどれだけreblogされようとも、その動きを一切知ることができないのですが、そのことについてはどうお考えでしょうか?
の質問について。
「自分のTumblrを持つとわかるようになります」との回答ですが、tumblr編集画面とはアクセス解析の代用になりえるほどの「動き」を知りえるツールなのでしょうか?
説明をうかがう限り、リンクネットが分かる程度で、そもそもreblog連鎖の一端に触れなければ追跡すらできなさそうな印象ですが…。
===
上記のように回答を理解しましたが、誤解してる点、何かおかしい点などありましたら、ご指摘よろしくお願いいたします。
>Livedoorクリップにサイトのサムネイルを引用するのは受け入れられて、tumblrに画像を引用するとNG、、、どこが境界線か、考察する必要がありますね。
Flashを見ていただいたのであればお分かりいただけると思いますが、Livedoorクリップのサムネイルだけを見て、全ての情報を理解し、満足して帰ってしまう人はいません。
掲載する情報がそれのみで成立し、情報元参照を必要としなくなった時点で、それはもはや引用などではなく、転載であると考えます。情報元の同意なしにそれを行えば無断転載です。
>この論争が行き着く先で、やはりtumblrは有害だというのなら、仕方ない、ローカルに戻るしかないと考えています。
tumblrが有害か無害かを決め付ける論争をしているわけでもないのですよー。
例え有害認定したとしても、tumblrをどうこうする力は自分にはありませんし、開き直られてしまえば所詮それまでの話です。
結局ネットの向こうにいるのは人なので、tumblrをやってる側の人の意見を聞いてみたいというか、その程度の話なのです。
tumblrには何か自分には気づいてない可能性でもあるのかしら? とも思ったのですが、動機は自己の満足のため、満足の種類は他人の満足の乗っ取り、転載元への恩恵は特になし、ソースに使われれば悪いのはニュースサイト、tumblrはこいう仕様だから仕方ない、といった、想像の範疇をこえるものでもなかったのは、残念ではありますが。
===
最後にもう一つ質問させていただいてもよろしいでしょうか?
>他の人にReblogされることです。
とリンクの楽しさを殊更強調されていたので思ったのですが、
ニュースサイトがtumblrをソースにした場合、結果的にそのニュースサイトからたくさんの客が紹介先のtumblrを訪問します。
tumblrへの訪問客が増えれば増えるほど、そのtumblrからたくさんの画像がreblogされるだろうことは想像に難くありません。
tumblrの楽しみがreblogだというのであれば、アクセスが増えれば増えるほど、reblogされるチャンスも増えていくわけで、そのうちニュースサイトでの紹介を歓迎するtumblrも増えてゆくのではないか?
と自分は思うのですが、ヒラクさんはどう思いますか?
確かに、転載元に対して恩恵は特にありません。認めます。ここはtumblrの問題点です。
しかし同時に、私のようなタンブリスタに対しても恩恵はありません。何しろ、Reblogで記事をまるごとコピーできるのですから、元のtumblrはReblogされた時点で用済みです。私の記事がReblogされるのはうれしいですが、Reblogした人はそれが私の記事だとは知らない場合がほとんどでしょう。
のしさんのおっしゃる制作者側の楽しみとは、少し異なるように感じたのですが、違いますでしょうか?
tumblrの世界をReblogosphereとか言う人がいますが、あくまでコンテンツそのものが主役であり、「誰が」は限りなく意味を持たない世界です。ニュースサイトのような、情報の階層構造は生まれず、Reblogでは常に一次情報源に対するリンクと転載画像がセットになった記事がコピーされます。このセットがReblogで改竄されることは、まずありません。ここがtumblrに備わっている最低限の正義です。
そこに、にゅーあきばは階層構造を持ち込んで、tumblrを二次情報として扱ってしまった。だからみんなにゅーあきばに対して怒っているのだと思います。
ですので、ニュースサイトでの紹介を歓迎するtumblr…というのは、私には想像がつきません。
このReblogというシステムは要するに著作権を無視することで成り立っています。その中にいた私も、著作権に対する認識が麻痺していたと思います。今までのtumblrの記事を見直してみます。
----
tumblrに可能性を感じている人のつぶやきとか、拾い出してみました。私の言葉で伝わらないのなら、見てみてください。
http://toratorazero.tumblr.com/post/21557893
http://ontheroad.tumblr.com/post/21555026
http://plasticdreams.tumblr.com/post/21565833
http://markie.tumblr.com/post/21568945
下二つは↓の「QuoteとReBlogで語ってみるtumblrの魅力(PDF)」を引用しているみたい。
http://websig247.jp/committee/the_new_new_web_diggers/000080.html
reblogされることが楽しいのに、reblogされても恩恵がない、って、ご自身のおっしゃってる意味は分かってます?
>のしさんのおっしゃる制作者側の楽しみとは、少し異なるように感じたのですが、違いますでしょうか?
制作者側には、tumblr側と違い、リンクやアクセス以外のたくさんの楽しみが存在します。
tumblrは、そのたくさんの楽しみの中から、リンクとアクセスの楽しみを横取りしているだけの話です。無断転載では、それ以外の楽しみを横取りすることができないからです。
ヒラクさんは、tumblrが横取りすることが出来なかった範囲の楽しみを挙げて「その楽しみは自分達が横取りしてきた楽しみとは異なる」と主張されているわけですが、ご自身のその理屈をどうお考えですか?
>あくまでコンテンツそのものが主役であり、「誰が」は限りなく意味を持たない世界です。
ヒラクさんが前に「有名なtumblr」という表現をされた上で、そこにreblogされることが嬉しい、とおっしゃられましたが、tumblrの世界に有名無名があるのであれば、それはtumblrの裏にいる「誰が」が意味をもつ世界である、ということです。
>ニュースサイトのような、情報の階層構造は生まれず、
>ここがtumblrに備わっている最低限の正義です。
そもそもほとんどのニュースサイトのリンクは、常に一次情報源にリンクされています。
それは正義でも何でもなく、ニュースサイトの性質上、必要だから行われているだけの話です。
(その意味でニュースサイトに情報の階層構造はありません。なれあいリンク上の有名無名の階層はあると思いますが、それはtumblrも同じです)
一次情報を丸パクするtumblrは、一次情報のリンクがなくても成立することが可能です。それでもあえて一次情報源リンクを表示する姿勢をヒラクさんは「正義」と主張されてますが、正直言い訳のために用意された「装飾」にしか見えません。
(無断転載を行う側が正義を口にできるのですから、大した効果の装飾ですが)
>ニュースサイトでの紹介を歓迎するtumblr…というのは、私には想像がつきません。
にゅーあきばの行為を黙認しているtumblrの数が全てを語っているとは思いますが、「想像がつかない」という回答で了解いたしました。
主張が大分明後日の方向から飛んでくるカンジになってきたので、コメントはこれで最後とさせていただきます。
数多くのご意見ありがとうございました。
紹介先のリンクも参考にさせていただきます。
アクセス解析からtumblrを知って眺めてるうちに辿りつきました。
イラストの転載は私は全然気にしてません。
いくつかのTumblrで連鎖してるのを見かけると気に入ってもらえて良かったと思いますし、ウェブに公開する目的のひとつ、たくさんの人に見てもらうためにはこういう存在はとても助かります。
出所不明については…作者を調べてもらえなければその程度の絵だった、というのがひとつ。もう一つは、tumblrでイラストを見る人は作者にあまり拘らない、ので無理に私が作者だと知ってもらう必要も感じない、ってところでしょうか。それでも知って欲しいなら絵の隅にサインでも入れますね。
強いて言うなら、作者の存在を気にしない傾向を助長させるなら…創作者にはより一層厳しい、そう思います。
日本ってそういう文化の国だと、私はほとんど諦めきってるのでそこはあまり気にならないのかもしれません。
tumblr擁護の原作者様の意見、ありがとうございます。
原作者に対する尊敬は、ちゃんとあると思いますよ。
外部サイトからの引用/転載なら必ず元ネタサイトにリンクが張られ、それがそのままreblogで広がるわけですから。
希薄になるのは「情報がどこのニュースサイトやらtumblrやらを経由してきたか」だけだと思います。
ええと、私の話は、原作者への尊敬の事では無いです。
私がtumblrを眺めてて思ったのは、ヒラクさんのように信念でもないとわざわざ情報元を探す気はしない、って思いました。
そういうのが単純にダメって訳じゃないです。雑談中の話のネタを集めたりするのにはすごく便利ですし。ただのおしゃべりで情報元までなんて考えませんから。
そういう扱いの時、作者なんて空気です。
元々作品は作品側に価値があって作者の存在なんて作品に含まれていない事が多いです。
tumblrでその作品を見た時、その作品の消化は完了していて、作者を探すケースは稀なんです。
そういう場合、その作品は作者の作品だけど作品は作者に繋がってないです。
作者のサイトで見ている限りは一応繋がりがあるのですが。
作者が何を重視するかなんて人それぞれです。ただ、作者を切り離した見方が流行るという事は、困る作者もたぶん居ると思います。
例えば…イラストは画像一枚で作品ではなく…本当は額とセットだった場合。イラストをHPのどこに置くか、背景は何色、画面のどういう位置で見せるか。このあたりは考えてる人もそこそこ居るはず。
長々と書いて今回否定的なのですが、新しい技術はそれはそれとして私は歓迎です。使い方、良し悪しは人それぞれだと思いますけど。
何か言われればtumblrだからで逃げればよし!!
他人の努力を掠め取るほどおいしいものはないですよね。
残念ながら私は行動には移せないんですけどね。こんな酷いことできるわけないじゃないですか。
うーん・・・。
アクセス数を焦点にするのは、正直的はずれな気がします。
もしそこに意味があるとするならば、Tumblrをやってる人達の中だけでの話です。
凄く狭い世界ですし、一次制作者への尊敬とは別次元の話です。
そこらへんは、ソーシャルブックマークの感覚に近いですね。
制作者の権利や、切り取られた言葉や画像等が一人歩きする事への懸念、
そこら辺の問題は良くわかるし、頭に入れておかなければとは思います。
tumblr以外でも日常的に行われているので、麻痺してしまってるのかもしれませんね。
結局のところ、無断転載する人がいて、
それに困っている原作者がいて、
しかも原作者が泣き寝入りしなくちゃいけないのであれば、
システムとして悪だと思います。
(そもそも転載元をリンクすればOKという考えも理解できない。
リンクしていようと著作権侵害じゃないですか)
使い方の問題という話であれば、
Winnyだってツール自体は悪いものじゃないですよね?
でも、悪い方に使う人がいる以上、
「ツール自体は正しく使えばメリットが…」
なんて言葉には何の意味もないと思います。
Tumblrの可能性がどう、という以前に、
他人のネタを勝手にかすめとってるという意識と、
そのせいで原作者という貴重な存在に打撃を与えている、という意識を持つべきだと思います。
まぁ、わかっている上で開き直っているのかもしれませんが…