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女性殺害:「知り合い刺した」…男が包丁持ち自首 松山

現場を調べる署員ら=松山市三番町で2007年1月12日午後10時38分、松田文撮影
現場を調べる署員ら=松山市三番町で2007年1月12日午後10時38分、松田文撮影
加茂広正容疑者
加茂広正容疑者

 12日午後8時40分ごろ、松山市三番町2のコンビニエンスストアから「女性が刺された」と119番があった。女性は右胸を刺されて店の前で倒れており、病院に運ばれたが死亡した。約10分後、愛媛県警松山東署に中年の男が「飲食店で働く知り合いを刺した」と自首。布でくるんだ血の付いた包丁を持っており、同署が殺人容疑で緊急逮捕した。

 調べでは、男は店の客で、松山市桑原5、無職、加茂広正容疑者(49)。女性は現場近くのショットバー店長、深田明子さん(23)=同市道後樋又。

 加茂容疑者は「深田さんが気に入って交際を申し込んでいた。この日、店の前に呼び出したがいい返事がもらえず、かっとなって刺した」と供述。包丁(刃渡り19.5センチ)は自宅から持ってきたという。

 飲食店関係者や知人らによると、深田さんは「しつこく電話やメールをしてくる客がいる」と話し、困っている様子だったという。

 通りがかった女性は「最初は(深田さんが)酔っているのかと思ったが、おびただしい血が流れてただごとではないと思った。救急車で運ばれたときは身動きしなかった」と話した。

 現場は市中心部に近い繁華街の一角で、当時は人通りも多かった。【加藤小夜、後藤直義、松田文】

毎日新聞 2008年1月12日 22時35分 (最終更新時間 1月13日 2時25分)

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