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【国際】

「第一のテロ支援国家」 米大統領、イラン包囲訴え

2008年1月13日 21時44分

 【アブダビ13日共同】中東歴訪中のブッシュ米大統領は13日、4番目の訪問国アラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビを初訪問した。ハリファ大統領と昼食を取りながら会談した後、イランや湾岸諸国の民主化努力について演説した。

 ブッシュ大統領は演説で、ウラン濃縮活動を続けるイランを「世界第一のテロ支援国家」と非難、イラン包囲網の構築を訴えた。また、第2次大戦後に民主主義国家に転じた日本を例に引き、中東における民主化の重要性を強調した。

 イランの核兵器開発計画が2003年秋に中断されたと分析する米国家情報評価(NIE)が昨年末に発表され、湾岸の親米アラブ諸国からイランに対する米国の手綱が弱まりかねないとの懸念が出ていた。

 

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