Rails開発環境の作り方(Windows/JEdit編)
1. Rubyのインストール
One-Click Ruby Installer を使います。 ダウンロードページ から、最新版のインストーラをダウンロードして、実行します。
2. Railsのインストール
One-Click Ruby Installerにはrubygemsが含まれているので、これを用いてRailsをインストールします。
>gem install rails -y
-y
は --include-dependencies
の省略形です。
3. SQLite3のインストール
開発用のデータベース管理システムとして、ここではもっとも設定が容易で、メモリ等の消費が少ないSQLite3 を使用します。
ダウンロードページ から、Windows用のEXEファイル(sqlite-3_x_x.zip)と、DLLファイル(sqlitedll-3_x_x.zip)をダウンロードし、解凍して1でインストールしたRubyの実行ファイルディレクトリ(既定ではC:\ruby\bin)にコピーします。EXEファイルは実行には必要ありませんが、データベースの内容の確認等に使用します。
4. RubyのSQLite3ライブラリのインストール
RubyからSQLite3のデータにアクセスするためのアダプタライブラリをインストールします。
>gem install sqlite3-ruby
5. Javaのインストール
JEditの実行にはJava Runtime Environmentが必要です。ダウンロードページ から最新のJREまたはJDKをダウンロードしてインストールします。
6. JEditのインストール
ここでは、複数ファイルの編集が容易で、Rubyのシンタックスハイライトや入力保管機能のあるJEdit を使用します。 ダウンロードページ からWindows Installer版をダウンロードしてインストールします。
既定では、起動を早めるためにJEdit Serverをログオン時に起動しますが、使用頻度が低い場合には、インストール時にチェックボックスをオフにしておきましょう。7. JEditメニュー日本語化リソースのインストール
JEditのメニュー等の表示を日本語化するリソースをHisateru Takanaさんが公開しています。
このファイル(4.3pre9用) をダウンロードし、解凍して、propertiesフォルダ(既定ではc:\program files\jedit\properties)にコピーします。