- 2008-01-09 (Wed)
物語で主人公を動かしたいなら主人公から何かを奪えばいい。
彼はそれを求めて世界をさまようから。
と思って僕に足りないものって何か考えた。
創作する事と真っ黒い穴のような虚無感がお互いに食い合ってる。
理解されない事のいらだちと虚栄心が食い合ってる。
世の中に対するコンプレックスと自分の才能への信仰心がお互いを食い合ってる。
ある時期から自分はキルゾーンに迷い込んで、それ以来ずっと殺し合いをしている。
自分が自分を殺して、自分が自分を殺して、自分が自分を殺して
自分の死体の上でさらに自分を殺して笑う。
殺した自分がゾンビのように生き返って笑った僕を喰い尽くす。
僕は正直者だと思う。
死ねばいいのにと思う。
嘘つきが嫌いだ。
特に自分に嘘をつく奴が。