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近江八幡市立総合医療センター:業務委託費、住民監査請求棄却 市議ら訴訟へ /滋賀

 ◇「違法・不当に当たらず」

 近江八幡市監査委員は12日までに、同市立総合医療センターの業務委託費を随意契約で支払ったのは違法として、冨士谷英正市長らに賠償を求めた住民監査請求について、「違法・不当な支出に当たらない」と棄却した。請求した同市議らは、近く大津地裁に住民訴訟を起こす方針。

 通知書などによると、同センターは昨年4月、東京都のコンサルタント会社との間で、経営などの再検証業務委託を525万円で随意契約した。請求人は「コンサル会社は病院経営の実績に乏しく、合理的な理由がない」と主張していたが、監査委員は「コンサル会社はまったくの門外漢とも言い切れず、許容できる契約である」とした。

 請求人の一人の井上伊織市議らは、「監査結果は市寄りの内容で監査委員の推測も混じり、納得の行くものでなく失望した」と話している。【斎藤和夫】

毎日新聞 2008年1月13日

 

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