岐阜放送局

2008年1月13日 7時54分更新

東濃5市 医学部学生に奨学金

産科や小児科医など医師不足が深刻化している東濃地方の5市は11日、市内の公立病院勤務を条件に医学部の学生に毎月30万円の奨学金を無償で貸し付ける制度を、今年3月から始めることを決めました。東濃地方では去年、土岐市で唯一産婦人科があった市立総合病院がお産の受け入れを休止するなど、医師不足が深刻化しています。制度では将来、東濃地方の市立病院などで勤務することを条件に全国の大学医学部から毎年5人を募集し、大学入学時に100万円、在
学中や研修中には1か月あたり30万円の奨学金を貸し付けます。
貸し付けを受けた期間の3分の2以上の期間にわたり勤務すれば、奨学金や利子の返済は免除されるということです。