オーナーズ・コラム
70年代 私的愛聴曲リスト
私自身の音楽に関する歴史・ルーツを振り返ってみました。
1970年代に中学・高校・大学時代を過ごした私ですが、店などで今でも当時の曲を聴くことが多くあります。
しかし私はレコードの収集枚数は決して多いほうではありません。
特に中学・高校時代は毎月の小遣いも限られており、もっぱらラジオ番組から録音したカセットテープが、主な音源でした。
そのカセットテープの大半は今でも保存してあり、相当な数に達しています。
そして、中学・高校時代にはノートに、好きだった曲の歌詞をテープで聴いて書き写したものが十数冊あり、今も保存しています。
結構今でも貴重な資料として役立っているのです。
そのノートこそ私の音楽の歴史・ルーツを語っていると思います。
今見ると、よくこんな歌謡曲まで聴いていたな、という曲も中にはありますが。
今回、そのノートを元に、改めて振り返ってみることにしました。
ほぼ年代順になっていますが、発売になった時期、私がノートに書いた時期、ヒットした時期が一致しないこともあります。
アーティスト名、曲名なども、ラジオからの聞き書きであり、実際と異なる点があるかもしれません。
ご了承くださいませ。
文字ばかりのページだと、あまりにも殺風景のため、私所有の雑誌等から写真を一部使用させていただいています。個人のHPとはいえ、申し訳ございません。ご関係者からお申し出がございましたらすぐに削除いたします。
1970〜72年ごろ
アーティスト名 | 曲 名 | 最初の歌詞 | コ メ ン ト | |
1 | 湯原昌幸 | 雨のバラード | 降りしきる雨の舗道 頬伝う・・・ | 正統派の歌謡曲です |
2 | 堺正章 | 涙から明日へ | なぜ一人行くの燃える頬ぬらして | ソロシンガーとして活躍中 |
3 | 井上順之 | お世話になりました | 明日の朝この街を僕は出て・・・ | こちらも元スパイダース |
4 | 小柳ルミ子 | お祭りの夜 | 泣かない約束をしたばかりなのに | |
5 | チェリッシュ | なのにあなたは京都へ行くの | 私の髪にくちづけをして | デビュー曲。好きな歌でした。 |
6 | 欧陽菲菲 | 雨の御堂筋 | こぬか雨降る御堂筋 | 心斎橋の名前も登場します |
7 | トワ・エ・モア | 虹と雪のバラード | 虹の地平を歩み出て | 札幌冬季五輪のテーマ |
8 | 南沙織 | 潮風のメロディー | 潮風に吹かれると思い出す・・・ | |
9 | チャーリー・コウセイ | ルパン3世のテーマ | 足元にからみつく赤い波を・・・ | TVアニメのエンディングテーマ |
10 | 尾崎紀世彦 | また逢う日まで | また逢う日まで 逢える時まで | 大ヒット曲です |
11 | 尾崎紀世彦 | 愛する人はひとり | 愛はあの日でやめた 今は・・・ | こちらの曲のほうが好きです |
当時まだ中学低学年。歌謡曲の影響を非常に受けていますね。 聞いていたラジオ番組もまだ、普通の歌番組だったのでしょうね。
12 | 平田隆夫とセルスターズ | 悪魔がにくい | おまえが好きさ 好きなんだ | 印象的なデビュー曲 |
13 | デュークエイセス | 女ひとり | 京都 大原 三千院 | |
14 | 渚ゆう子 | 長崎慕情 | 丘にのぼれば 外人墓地あたり | これは名曲です! |
15 | 上条恒彦と六文銭 | 出発の歌 | かわいた空を見上げているのは・ | 木枯らし紋次郎のテーマ |
16 | 白川奈美 | 遠く離れて子守唄 | ねんねん坊やの住む里は・・・ | 哀愁を帯びた曲です |
17 | ヘドバとダビデ | ナオミの夢 | 一人見る夢は素晴らしい君の・・ | 世界歌謡祭出品作品 |
18 | シモンズ | つぼみ | 山添いの小さな小屋に・・・ | この曲で彼女らは世に出た |
19 | 坂本スミ子 | 夜が明けて | 夜が明けて手探りをしてみた・・・ | 正統派歌謡ポップス |
20 | 由紀さおり | 初恋の丘 | まぶしく輝く青い大きな空も・・・ | |
21 | 西郷輝彦 | 自由の鐘 | おまえを見ていると涙が・・・ | いい曲でした! |
22 | 欧陽菲菲 | 雨のエアポート | 小雨に濡れているのエアポート | 雨シリーズの第2弾 |
23 | 奥村チヨ | 終着駅 | 落ち葉の舞い散る停車場は | 有名な曲ですね |
24 | ペドロ&カプリシャス | 別れの朝 | 別れの朝二人は 冷めた紅茶・・ | 今も歌い継がれる名曲です |
21番目の西郷輝彦はいい曲です。このあとは歌手よりも役者としての活躍が目立ちますね。
25 | 天地真理 | 小さな恋 | たまに会えない日もあるけれど | |
26 | 小柳ルミ子 | 雪明りの街 | 角巻きで泣きそうな顔を隠して・・ | |
27 | チェリッシュ | だから私は北国へ | 朝はまだ眠ってる北国の静寂の・・ | チェリッシュで一番好きな曲 |
28 | ピンクピクルス | ひとりの道 | ある日走ったその後で 僕は・・・ | インパクトのある曲でした |
29 | 井上順之 | 涙 | こぼれちゃいけないと いつも・・・ | |
30 | いぬいゆみ 他 | 四季のうた | 春を愛する人は心清き人・・・ | いろいろな歌手の競作でした |
31 | 平田隆夫とセルスターズ | ハチのムサシは死んだのさ | ハチのムサシは死んだのさ | この曲のヒットで人気グループに |
32 | 朱里エイコ | 北国行きで | 次の北国行きが来たら乗るの | 今聴いても名曲です |
33 | 鹿内孝 | 本牧メルヘン | 本牧で死んだ娘はかもめに・・・ | 後にレコード製作側に転身 |
34 | いしだあゆみ | さすらいの天使 | 緑の草原へ明日こそ出かけ・・・ | フォーク調のいい曲です |
28番の「ひとりの道」は東京オリンピックのマラソン銅メダルの円谷選手の苦悩を(レース後自殺されました)歌った曲で、衝撃を受けました。私とフォーク(テレビでは聴けない)の最初の出会いの曲かもしれません。
中央は朱里エイコさんです
35 | かまやつひろし | 四葉のクローバー | 四葉のクローバー ノートにあった | 不朽の名作ですね |
36 | トワ・エ・モア | 友達ならば | もしも涙止まらない時は いつも・・ | トワエモアで最も好きな曲 |
37 | 朱木蘭 | 雨の日の花嫁 | 花嫁は泣いている小雨にうたれて | 歌手名違うかも知れません |
38 | 仲雅美 | ポーリュシカポーレ | 緑萌える草原を越えて 僕は・・・ | 原曲はロシア民謡だった |
39 | シモンズ | おくれてきた少女 | 走ってきたのに遅すぎたようなの | 正統派フォークの佳曲 |
40 | よしだたくろう | 結婚しようよ | 僕の髪が 肩まで伸びて | 大ヒットしました |
41 | 仲雅美 | 涙のジャーニー | 涙ぐむ花嫁を 白い粉雪が包む | |
42 | 石橋正次 | 夜明けの停車場 | 夜明けの停車場に降る雨は冷たい | 最近でもTVで見かけますね |
43 | 青い三角定規 | 太陽がくれた季節 | 君は何を今 見つめているの | 文句なしの思い出の名曲 |
44 | ペドロ&カプリシャス | さよならの紅いバラ | 最後の夜だから 白いワインに | 名曲!カラオケでは未発見 |
45 | チェリッシュ | ひまわりの小径 | あなたにとっては突然でしょう | 今聴くとなかなか良い |
46 | ハニーナイツ | 振り向かないで | 泣いているのか 笑っているのか | CMの曲。自然に覚えた。 |
青い三角定規のデビューも鮮烈でした。TVドラマ「飛び出せ!青春」も毎回欠かさず見ていました。
「太陽がくれた季節」、たしか中学の遠足のバスの中で歌いました。
この頃からラジオも深夜放送をしだいに聴くようになりました。
35番の「四葉のクローバー」は、もちろんガロバージョンもあるし、他にも歌っている歌手がいました。
青い三角定規、ペドロ&カプリシャス
47 | 加藤登紀子 | 美しき五月のパリ | 赤い血を流し 泥にまみれながら | フランス革命がテーマ |
48 | ビリーバンバン | さよならをするために | 過ぎた日の微笑をみんな君に・・・ | 音大出身の作曲家・坂田晃一の名曲です |
49 | 山本リンダ | どうにもとまらない | 噂を信じちゃいけないよ | |
50 | 尾崎紀世彦 | ゴッドファーザー愛のテーマ | 広い世界の片隅に やがて二人の | |
51 | 藤原誠 | 長い旅の終わり | バスにゆられ 峠を越える | 歌唱力のある人でした |
52 | よしだたくろう | 旅の宿 | 浴衣の君は すすきのかんざし | 大ヒットも、TV出演拒否 |
53 | ニューキラーズ | 太陽に愛されたい | 愛されたい もう一度太陽に | |
54 | ? | ABCヤングリクエストのテーマ | 星があなたにささやく夜も | 複数の歌手が歌っていた |
55 | 野路由紀子 | 北信濃絶唱 | 流れる雲は涙色 さだめの風に・・ | 叙情派・歌謡演歌 |
56 | 森昌子 | せんせい | 淡い初恋消えた日は 雨が・・・ | デビュー曲。ヒットした。 |
57 | 小川知子 | 別れてよかった | 別れてよかったわ あなた・・・ | ボサノバ調の名曲です |
58 | ビリーバンバン | れんげ草 | 山のふもとの小さな村に | 素朴な味わいのフォーク |
59 | もとまろ、岩淵リリ 他 | サルビアの花 | いつもいつも思ってたサルビアの・ | だんだん味が出る名曲 |
60 | 兼田みえ子 | 私もあなたと泣いていい | 悩んでるあなたの事を 何故か・・ | ラジオ番組から生まれた曲 |
61 | 兼田みえ子 | 2月12日の手紙・ひとり | 口からこぼれていったのは | 上に同じ |
62 | 兼田みえ子 | 窓越しの故郷 | 村から町になったと聞いたけど | 上に同じ |
兼田みえ子さんは、文化放送「走れ歌謡曲」の人気DJ。当時大好きで、よく聴いていました(関西ではラジオ大阪)。
登場は土曜深夜の午前3時から5時まで。
レコードも何枚か出されてたんですね。番組で私のハガキも何回か読んでいただきました。
ビリーバンバン、小川知子さん
62 | 森山良子 | 遠い遠いあの野原 | 心開けば見えてくる 青い青い・・・ | さわやかなフォーク調 |
63 | 欧陽菲菲 | 夜汽車 | 希望という名の 夜汽車にゆられ | |
64 | 小柳ルミ子 | 京のにわか雨 | 雨だれがひとつぶ頬に 見上げ・・・ | テンポの良い歌謡曲 |
65 | 三善英史 | 雨 | 雨に濡れながら たたずむ人が・・ | 演歌でも聴きやすい曲 |
66 | 牧村三枝子 | 少女は大人になりました | 一人ぼっちが淋しくて 道を・・・ | まだ演歌歌手ではない頃 |
67 | 研ナオコ | 京都の女の子 | おいでよ おいでよ おいでよ・・・ | なんとアイドル系の扱い |
68 | 北野ルミ | 夜明けの渚 | 夜汽車の窓に映るその涙 | あまり知られていない名曲 |
69 | 青い三角定規 | 素足の世代 | 僕らがほしいのは つなぎあえる・ | |
70 | 大石吾郎 | 星降る夜の二人 | このフランスパンを 二人で・・・ | |
71 | 牧れい | 悲しい女の子 | 悲しい女の子が 誰でもそう・・・ | ちょっと大人っぽい雰囲気 |
72 | 千葉紘子 | 折鶴 | 誰が教えてくれたのか 忘れた・・ | 有名な曲です。今でも歌う。 |
73 | 三橋ひろ子 | 私の花言葉 | ある日誰かがバラの花 部屋に・・ | |
74 | 杉田二郎とオフコース | 人力ヒコーキのバラード | ある日僕は夢見た 飛行機を・・・ | オフコースを初めて知った |
75 | 猫 | 雪 | 雪でした あなたの後を 何となく・ | 印象的な曲でした |
76 | チェリッシュ | 古いお寺にただひとり | 古いお寺に 一人来たのよ | 哀愁のあるメロディーがいい |
77 | 青い三角定規 | 青春の旅 | 昨日の夢にすんでいられずに | 「飛び出せ!青春」挿入歌 |
78 | フォーセインツ | 小さな日記 | 小さな日記につづられた | 有名なフォークの定番 |
79 | 青い三角定規 | 勲章なんかほしくない | 優等生でなくっても十分生きて・・・ | 青春ドラマらしい歌詞ですね |
80 | 平浩二 | バスストップ | バスを待つ間に 涙をふくわ | 有名な曲ですね |
81 | ちあきなおみ | 喝采 | いつものように幕があき | 上に同じです。レコード大賞 |
この当時に「オフコース」の名前を初めて知ることになる。なんと杉田二郎のバックバンド(といっても小田さん、鈴木さんの2人)として、である。
美しくも迫力のあるコーラスワークに驚かされました。
彼らのオリジナル曲に出会うのはもう少し後のことです。
猫、森山良子さん、欧陽菲菲さん
82 | ガロ | 美しすぎて | あなたの呼ぶ声 聞こえた気が・・ | ついにガロの名前が登場 |
83 | ピンクピクルス | 天使が恋をおぼえたら | 天使が恋をおぼえたらただの・・・ | 美しい印象的なメロディー |
84 | 及川恒平 | 面影橋から | 面影橋から天満橋 天満橋から | ライブ録音版が珍しかった |
85 | 後藤明 | 春・夏・秋・冬 | 夏になったら朝の汽車に乗って・・ | はるなつあきふゆ、と読む |
86 | 三善英史 | あなたが帰る時 | あなたが帰る時船を選ぶのなら | 結構好きな曲でした |
87 | 沢田研二 | 許されない愛 | 忘れられないけど 忘れよう貴方を | |
88 | アリス | 明日への賛歌 | 誰も知らない花のように 貴方の・ | ここでアリスも登場 |
89 | 高石友也 | 近江の子守唄 | あては近江の子守どす 故郷の・・ | 民謡調の曲も多かった |
90 | フォーリーブス | あなたの前には僕がいた | 秋は一人で考えることを教えて・・ | フォークタッチのいい曲です |
ガロ、アリスなどの名前がこの頃からノートに登場。
中央は後藤明さん、右はデビューの頃のガロ。若い!
1973年ごろ
91 | クニ河内 | 透明人間 | バンザーイバンザーイ やっとこさ | 意外と哀愁漂う、いい曲です |
92 | 内山田洋とクールファイブ | そして神戸 | 神戸 泣いてどうなるのか | |
93 | ガロ | 学生街の喫茶店 | 君とよくこの店に来たものさ | いわずと知れたヒット曲 |
94 | ウィッシュ | ご案内 | 今日お葬式をします 私の愛が・ | 出だしの歌詞が印象に残る |
95 | チェリッシュ | 若草の髪かざり | あなたが髪に結んでくれた | |
96 | 岩淵リリ | 隣の男の子 | 淋しがり屋 照れ屋さん あの人・ | 爽やかな、いい曲でした |
97 | 岡崎友紀 | 私は忘れない | 北国の青空にさよならを告げる・・ | フォーク調の歌謡曲 |
98 | ツナキ&ミドリ | 愛の挽歌 | 古いピアノがある 店の片隅で | ハモリは少しだがカッコいい |
99 | トワ・エ・モア | 季節はずれの海 | 夏の賑わいは どこに消えた | 誰もいない海とは違います |
100 | 上品チエ | 不幸なめぐり逢い | 白壁がくずれ落ちて お寺の・・ | フォーク調の歌謡曲 |
この頃から深夜放送を本格的に聴くようになった。「透明人間」「ご案内」などはTVではほとんど流れなかった。
96番の岩淵リリは「サルビアの花」を、もとまろと競作で歌っていた。もとまろは一曲だけだったが、岩淵リリは何曲か、いい曲がある。「日曜日の午後」も確か、そうであったと思う。
ツナキ&ミドリ、トワエモア
101 | エルム | 何故か淋しくて | 何故か淋しくて夢も追いかけず | クラシックとフォークの融合 |
102 | 山本コータロー | 好きよ好きよ郵便屋さん | 50CCの真っ赤なバイクで タバコ屋さんの角をまがって・・・ | 「岬めぐり」がヒットするずっと前。 |
103 | 山本コータロー | 早川義夫さんに捧げる歌 | ポールサイモンなんか聴きたくない拓郎も僕を救っちゃくれないさ | 少し投げやりな歌い方が当時の時代を物語る |
104 | ? | 雪と少女のファンタジア | 風に吹かれて 雪が舞う | コッキーポップでの名曲 |
105 | 大石吾郎 | 花のある坂道 | その頃の僕は感じやすくて | いい曲です |
106 | 城崎淳 | 哀愁のはじまり | この時から二人の哀しみの日・・ | いい曲だがヒットしなかった |
107 | 泉谷しげる | 初恋純情編 | 時がたつよ ドキドキするよ | いかにも泉谷らしい曲 |
108 | 猫 | 地下鉄に乗って | ねえ君 何を話してるの | 知名度の高い曲です |
109 | 黒い河 | 白い影のキャサリン | ドアを閉めて 鍵をかける | 珍しくロック調の曲 |
110 | 赤い鳥 | 竹田の子守唄 | 守もいやがる 盆から先にゃ | 元歌は京都の民謡です |
ラジオ番組「コッキーポップ」をこの頃から聴きだしました。ヤマハの「ポプラーソング・コンテスト」(通称ポプコン)の入選曲など独自の曲をかけるので、他では聴けない隠れた名曲がいっぱい。
また、ポプコン系ではないが、101番のエルム「何故か淋しくて」は忘れられない名曲です。柏村信夫率いる、「宇都宮にエルムあり」と言われたバンド。
クラシックのような美しい弦のアレンジ、コーラス・・・幻想的な曲でした。
111 | 小川知子 | 若草の頃 | 雨の日も街角で絵を書いてた・・ | シャンソン調の名曲です |
112 | シモンズ | ふるさとを見せてあげたい | 春は陽炎 麦畑 夏は日照り・・ | スローテンポの正統派フォーク |
113 | ガロ | 地球はメリーゴーランド | まわる まわるよ 僕らを・・・ | 今も歌い継がれる曲 |
114 | ガロ | たんぽぽ | 小鳥は空を飛び 緑の森へ | この曲はこのころ憶えた |
115 | 岩淵リリ | あなたの手紙 | 雨に濡れて届いたあなたの手紙 | あまり知られていない名曲 |
116 | シモンズ | 思い出の指輪 | 二人で見つめたあの鏡も・・・ | ギターで初めて弾いた曲 |
117 | フォークローバーズ | 冬物語 | 木枯らしは寒く 乗り換え駅に | 坂田晃一の名曲の一つ |
118 | 南沙織 | 早春の港 | ふるさと持たないあの人に・・・ | |
119 | 沢田研二 | あなたへの愛 | あなたが言い出せば 悲しく・・・ | |
120 | 五輪真弓 | 少女 | 暖かい陽のあたる 真冬の・・・ | この曲も忘れられない |
117番「冬物語」はTVドラマの主題歌。フォークローバーズの前身は「小さな日記」の、フォーセインツ。
ドラマは原田芳雄、浅岡ルリ子が主演。内容は中学生には理解できなかった?
121 | 平田隆夫とセルスターズ | 強いほうがいい | 強いほうがいいと言われて・・・ | 典型的な平田メロディー |
122 | 杉田二郎とオフコース | 愛の子守唄 | 君の肩にもたれ眠りに落ちる・・ | 出だしから3声のハモリ |
123 | よしだたくろう | おきざりにした悲しみは | 生きて行くのは ああみっともないさ あいつが死んだ時も | 当時の深夜放送で本当に人気があった。好きな曲 |
124 | チェリッシュ | 花の哀しみ | ある日誰かが 私を摘んで | |
125 | ガロ | 暗い部屋 | 暗い部屋で 二人は黙る | ラジオで聴いて驚いた |
126 | 赤い鳥 | 翼をください | 今私の願い事が 叶うならば | スタンダード・ナンバー |
127 | チェリッシュ | 夏が終わるまでに | あなたが来なくなってから | バラードのいい曲です |
128 | チェリッシュ | 雪割り草 | 今年の冬も遠くに遠くに | アルバムの中の曲 |
129 | チェリッシュ | 橋のほとり | あなたの家は橋の向こう | 上に同じ |
130 | チェリッシュ | 帰らない船 | いつもお別れする時に次の・・・ | 上に同じ |
122番「愛の子守唄」は本当に、当時無名に近い、オフコースのハーモニーがきれい。今思えば当然なのだが。
131 | 朝倉理恵 | あの場所から | 白いベンチに腰掛けながら | これは名曲です |
132 | かまやつひろし | 青春挽歌 | 春は乙女の柔肌に 陽炎・・・ | ほのぼのした佳曲 |
133 | 泉谷しげる | 春夏秋冬 | 季節の無い街に生まれ | スタンダード・ナンバー |
134 | 井上陽水 | 傘がない | 都会では自殺する若者が・・・ | この曲で陽水を知った |
135 | 頭脳警察 | ふざけるんじゃねえよ | 周りを気にして生きるよりは・・ | 激しめのロックナンバー |
136 | 五つの赤い風船 | 遠い世界に | 遠い世界に旅に出ようか・・・ | スタンダード・ナンバー |
137 | 小林麻美 | 落葉のメロディー | 落葉を雨が濡らすような・・・ | あの小林麻美です |
138 | バズ | ケンとメリー 愛と風のように | いつだって どこにだって 果てしない空を風は 歌ってゆくさ | 当時を代表するポップ・フォーク。日産のCMソング |
139 | ガロ | 涙はいらない | 花が散り始めて夕陽が燃える・・ | ゆったりとした曲調 |
140 | 青い三角定規 | ぼくらの船出 | 明日の夜明け 船出する時 |
131番「あの場所から」は、大人の恋愛への憧れを感じた名曲でした。もともと60年代にKとブルンネンが歌い、朝倉理恵がカバーしてデビュー。(キャッチフレーズは「ソニーの白い鳩」)。後に柏原芳恵が再度カバー。
朝倉理恵さん、小林麻美さん
141 | 千葉マリア | 忘れじの京都 | スーツケース一つ あなたの・・ | 歌謡曲も、やや演歌寄り |
142 | 赤い鳥 | 祭り | 夕陽はとっくに落ちていったよ | |
143 | 大信田礼子 | 同棲時代 | 二人はいつも 傷つけあって・・ | なかなか名曲でした |
144 | 赤い鳥 | 忘れていた朝 | 忘れた朝を二人ここで・・・ | 村井邦彦らしい作品 |
145 | ノンノン | 三つの花 | 赤い花なら恋の花 あなたに・・ | ♪白いドレスに包まれて |
146 | 加藤登紀子 | 帰りたい帰れない | 淋しかったら帰っておいでと | 叙情派フォークの典型 |
147 | バンバン | こころの花 | 心の中に 小さな花が 愛の・・ | バンバンが初登場 |
148 | 高石友也 | 死んだ男の残したものは | 死んだ男の残したものは 一人の妻と 一人の子供 他には・・ | 60年代フォークの典型的な歌詞と思います |
149 | 松崎しげる | おもいで | 坂道の市内電車がなくなって | 哀愁漂うバラードの名曲 |
150 | ジェリー藤尾 | 遠くへ行きたい | 知らない街を 歩いてみたい | ご存知TV番組主題歌 |
147番「こころの花」は、初めてバンバンの曲に出逢った作品。当時深夜放送で、谷村新司らとDJをしており、声は知っていたが、まさかこんないい曲を歌うとは思わなかった。
この頃のリードボーカルは高山弘。そう、後の高山巌です。
149番「おもいで」も本当に大人の世界への哀愁・憧れを感じる名曲でした。数年前、やっと中古レコードを買いました。
151 | ニューキラーズ | 朝陽のメロディー | 朝陽よおまえと歌いたいの | |
152 | よしだたくろう | 春だったね | 僕を忘れた頃に 君を忘れ・・・ | これも本当に人気がある |
153 | 小椋佳 | さらば青春 | 僕は呼びかけはしない 遠く・・・ | 当時ルックスは謎でした |
154 | シモンズ | 若草の雨 | ふと窓を開けてみたら 昨日・・・ | 春になると歌いたくなる |
155 | チェリッシュ | 避暑地の恋 | 赤い屋根の時計台が 朝を・・・ | さわやかなヒット曲 |
156 | ガロ | 君の誕生日 | 君の誕生日 二人祝ったよ | この頃は人気爆発中 |
157 | シモンズ | 恋人もいないのに | 恋人もいないのにバラの花束・・ | 結構有名な曲ですね |
158 | シモンズ | 恋の悩みは不思議なもの | 恋の悩みは不思議なもの 指の先から伝わって 気づいた・・・ | 谷村新司作品。アリスも歌った。いい曲ですよ。 |
159 | シモンズ | 恋は風船 | 恋は空から飛んでくるもの | ある種、シモンズらしい曲 |
160 | トワ・エ・モア | 空よ | 空よ 水色の空よ 雲の上に・・ | 変わらぬトワエモア路線 |
154番「若草の雨」。3月頃、ようやく春の気配が本格化する頃、あたたかい小雨の日には聴きたくなりますね。
161 | ジローズ | 涙は明日に | 昨日花束摘んでたあの人も | もともと古い曲ですが |
162 | 加川良 | 教訓T | 命は一つ人生は一回だから | 典型的メッセージフォーク |
163 | アリス | 愛の光 | 陽だまりをいつも避けながら | 後ならもっと売れていた |
164 | 猫 | 昼下がりの街 | 昼下がりの街 機織の音 風は | 何とも雰囲気のある名曲 |
165 | 南沙織 | 哀愁のページ | 秋の風が吹いて 船をたたむ頃 | フォーク調のいい歌です |
166 | 天地真理 | 若葉のささやき | 若葉が街に急に萌えだした | 天地真理では一番いい |
167 | チューリップ | 魔法の黄色い靴 | 君 僕の靴を捨てて逃げて・・・ | サビは一度聴くと忘れない |
168 | チューリップ | 心の旅 | ああだから今夜だけは 君を・・ | 大ヒット曲。説明不要 |
169 | ザ・ムッシュ | 泣き虫ロポポ | いつだってしくじりばかり | 関西で人気のグループ |
170 | 小椋佳 | 少しは私に愛をください | 少しは私に愛をください すべて | 小椋佳らしい曲ですね |
164番「昼下がりの街」。一般的な知名度は高くないが、歌詞・曲ともに独特の郷愁ただよう名曲。
当時友人とギターで弾いたのを思い出しますね。
猫、チューリップ
171 | チェリッシュ | 愛のおくりもの | この世にある美しいもの全てを | コンサートで必ず歌う曲 |
172 | はしだのりひことエンドレス | 嫁ぐ日 | とってもおしゃべりでよく笑う どこにもいるような あなたも・・ |
将来誰かの結婚式では歌おうと思っていたが・・・ |
173 | 泉谷しげる | 黒いカバン | 黒いカバンをぶらさげて | これも泉谷らしい曲 |
174 | ビリーバンバン | 子供たちをよろしく | 夕暮れのお花畑は 僕たちの・ | このバラード、好きでした |
175 | 森田公一とトップギャラン | アフリカの雪 | 群れにはぐれたゲリラの歌は やせた獣のすすりなき | 「青春時代」がヒットする、かなり前の意欲作 |
176 | アリス | 帰り道 | 一度でいいから 話してみたい | 堀内孝雄の名曲です |
177 | 清水道夫 | 久しぶりだね | 久しぶりだね こんなところで | 元ヴィレッジシンガース |
178 | 遠藤賢司 | カレーライス | 君も猫も僕も みんな好きだよ | 大人しいほうの遠藤作品 |
179 | 松山晴介 | 赤い花模様の服 | 君のかわいさはまるで角砂糖 | dimのコードを憶えた曲 |
180 | 佐伯みどり | ポケット | 幸せがこの胸で花を咲かせ・・・ | 歌謡ポップス。いい曲です |
181 | 日吉ミミ | 人の一生かくれんぼ | 人の一生かくれんぼ私は・・ | 日吉ミミは結構好きでした |
182 | 五つの赤い風船 | 血まみれの鳩 | 血まみれの小さな鳩が私の・・ | 今聴けば少し暗い歌詞? |
183 | アリス | 雪 | 冬枯れの部屋には灰皿一つ | 静かな曲です |
184 | 赤い鳥 | 紙風船 | 落ちてきたら今度はもっと | 途中から曲想が変わる |
185 | ザ・ムッシュ | 明日こそ別れを告げよう | 住み慣れたこの街に汽笛が響く あの汽車は憧れの街へ・・・ | 関西ローカル?では結構人気。山本雄二がメイン。 |
186 | とみたいちろう | 12時過ぎのシンデレラ | 扉をあけて そっと足を・・・ | 特徴あるコード進行 |
187 | 及川恒平 | 雨が降りそうだなあ | 僕 歩いてゆくよ 紫陽花の・・ | 明るいポップな曲 |
188 | あべ静江 | コーヒーショップで | 古くから学生の街だった | フォーク風の歌謡曲 |
189 | 井上陽水 | 夏まつり | 十年はひと昔 暑い夏 | アルバムの中の人気曲 |
190 | 浅田美代子 | ひとりっ子甘えっ子 | 一人が好きなのひとりっ子 |
186番「12時過ぎのシンデレラ」は曲、アレンジともに優れた、今聴いても印象に残る曲ですね。とみたいちろうは、後にCMソング「おーい北海道」を歌った。
191 | ウィッシュ | 旅に出てみたら | 旅に出てみたら無邪気な心を | 明るい雰囲気の曲です |
192 | ガロ | 時の魔法 | 時はいつでも満ちる川の流れ | アマチュアバンドに人気 |
193 | ガロ | 水車は唄うけど | 谷間の村訪ねてきた子供の頃 | 郷愁漂う静かな曲 |
194 | ガロ | 蝶が飛ぶ日 | 明るい夏の日が二人に近づく・ | コード進行が印象的 |
195 | ガロ | 明日になれば | そんな顔していないでこっちを | トミーの軽快なナンバー |
196 | ガロ | 一人で行くさ | 一人で行くさ 誰もいないさ | ハーモニーが迫力満点 |
197 | ガロ | 小さな恋 | 雨の降る朝の町 二人濡れて | 意外に可愛い?曲でした |
198 | ガロ | 二人の世界 | 二人の住んだ世界の空は | 幻想的な雰囲気の曲 |
199 | ガロ | ロマンス | 君 忘れないでいて若い愛の・ | これも大ヒットしましたね |
200 | アリス | 無題 | 雪の谷間の風に耐え 深い・・ | |
201 | アリス | 誰もいない | 忘れ去られたベンチの上に | アリス初期の名曲ですね |
ガロが続くのは、当時恥ずかしながら家にステレオが無く、カセットテープ派の中学生としては、対策?としてミュージックテープ(アポロン等から発売されていた)を購入したと思う。
それでノートのページが数ページ、同一アーティストが続くのである。
202 | チェリッシュ | 夕笛の恋 | 恋してるのに淋しくなるの | すべてアルバム中の曲である。フォークの香りを残した、美しくロマンティックなメロディーと歌詞。203番は松崎好孝のボーカルで、松井悦子のハモリが聴ける、珍しい作品。 |
203 | チェリッシュ | 線路伝いの細い道 | 幼い頃に大好きだった | |
204 | チェリッシュ | 渚の挽歌 | 真夏が過ぎた砂浜の 壊れた・ | |
205 | チェリッシュ | 美術館 | いつもの小道を歩いたの | |
206 | チェリッシュ | 木の葉の街で | 秋風がそっと頬を通り過ぎ | |
207 | チェリッシュ | 落葉の森の晩餐会 | 森に静かに夜が来て落葉の・・ | |
208 | チェリッシュ | 落葉の散歩道 | 朝露に濡れた なでしこの花が | |
209 | チェリッシュ | 花のような街で | 並木の通りの小さな店の中 | |
210 | チェリッシュ | ふたりの愛の物語 | 夜空がきれいな小さな公園で |
上記と同じ理由で、チェリッシュのミュージックテープを購入した。チェリッシュ、当時好きだったんですね。
確かにフォークと歌謡曲の中間的な曲想。入りやすかったのでしょう。
でも、205番「美術館」は絶品!今でもギターで歌います。
211 | ブルーコメッツ | 哀しい少女 | 朝もや流れる木立にあなたは・ | 新メンバーのブルコメです |
212 | 猫 | 新婚白書 | もう疲れた 歩くのはやめて | 軽快でコミカルな曲想 |
213 | 猫 | 一人にはしないよ | 一人にはしないよ今夜はね | 一転、ロック色強し |
214 | アリス | 散り行く花 | 散り行く花の姿に足を止め・・・ | ヒット路線に通じる曲想 |
215 | 兼田みえ子 | 人生は旅路 | 風渡る野原 あられ降る峠 | ラジオDJ作品 |
216 | アリス | おまえ | 木目の家具を探そうね 好み・ | 温かみのある歌です |
217 | アリス | 知らない街で | 知らない街の知らない人と | アリスらしい歌詞ですね |
218 | 五輪真弓 | 空を見上げる夜は | 空を見上げる夜は幼いあの・・ | 初期五輪ワールド全開 |
219 | 南こうせつとかぐや姫 | 僕の胸でおやすみ | 君の笑顔の向こうにある・・・ | 暖かい曲想。有名な曲。 |
220 | 南こうせつとかぐや姫 | アビーロードの街 | あの日の君は傘さして | いい歌だな、と思いました |
221 | 南こうせつとかぐや姫 | 神田川 | あなたはもう忘れたかしら | 当時を代表する作品です |
221番「神田川」は当時を語るに、欠かせない曲ですね。少しコミカルなイメージのあった(「田中くんじゃないか」など)部分を払拭しましたね。
222 | ザ・ムッシュ | 人生の始まり | いつかあなたが笑えず | 前にも記述した、関西で人気のあったフォークグループ。山本雄二はDJでも人気者だった。曲想はシンプルなものが多い |
223 | ザ・ムッシュ | 自転車旅行 | 空が青く見えるよ とても・・・ | |
224 | ザ・ムッシュ | 雨に消えたやつ | 何もかも捨てて 旅へ | |
225 | ザ・ムッシュ | 視線 | あなたの足りない一言が | |
226 | チューインガム | 風と落葉と旅人 | 風はいたずら 旅行く人の | 当時、豊中の天才姉妹と |
227 | 森山良子 | 恋人 | あなたの肩にもたれていても | 今聴いてもいい曲です |
228 | 兼田みえ子 | あるかなしかの愛情 | 許しあうことだけが残された・・ | |
229 | バンバン | 永すぎた春 | 思い出があまりふくれ過ぎ | 5人編成の頃 |
230 | 兼田みえ子 | 人生は鬼ごっこ | 生きてく限り人生は果ての・・・ |
229番「永すぎた春」。高山弘(高山巌)がソロとして独立・脱退する少し前。
ばんば、高山、今井にドラムス、ベースを加えたバンド編成で活動。ばんばひろふみの、のびのびしたボーカルが印象的。 次のシングル「冬木立」が出るまで、半年以上にわたり、延々、ラジオ番組で歌い続けられた。
231 | 本田路津子 | 空と話そう | 空と話そう遠い遠い故郷に・・ | 美しい声とメロディー |
232 | 小椋佳 | 帰っちゃおうかな | 敷石道の曲がり角 その敷石・ | これも小椋節ですね |
233 | 山口百恵 | 青い果実 | あなたが望むなら私何を・・・ | |
234 | ガロ | 水色の世界 | 朝起きると世界は 家も道も・・ | 幻想的な名曲です |
235 | 五輪真弓 | 煙草の煙 | 煙草の煙の中に隠れて・・・ | これも初期五輪ワールド |
236 | 井上陽水 | 心もよう | 淋しさのつれづれに手紙を・・・ | これも売れましたね |
237 | 赤い鳥 | 尺取虫 | 尺取虫が恋をした 三日月・・・ | ペーソスある曲想 |
238 | リリィ | 心が痛い | 珍しく街は星でうずもれた | いい曲ですよ |
239 | シモンズ | ここから一人で | ここから一人で歩きたい | もしかして解散の頃?? |
240 | 高木麻早 | 一人ぼっちの部屋 | 今 一人部屋の中にいて | 名古屋から全国区に |
リリィは「私は泣いています」がヒットしましたが、私は238番「心が痛い」の方が好きでしたね。出だしの歌詞も、非常に美しく、印象に残りました。スージー・クワトロのようにエレキベースを持ち、歌っていましたね。
241 | はしだのりひことエンドレス | 青春は涙の旅 | 青春は涙の旅 むなしさだけ・・ | TV番組の「今月の歌」 |
242 | 西岡恭蔵 | プカプカ | 俺のあん娘は煙草が好きで | ディランUも歌ってた |
243 | チューリップ | 一人の部屋 | ラララいつになったら僕の所・・ | 初期の作品 |
244 | チューリップ | 夏色のおもいで | 君をさらってゆく風になりたいな | 「心の旅」に続くヒット |
245 | ガロ | 木馬 | さあ 言ってみてごらん 僕の | 軽快なエレキサウンド |
246 | チェリッシュ | 白いギター | 白いギターに変えたのは・・ | |
247 | 猫 | 恋は恋 | 傘を一つさして肩を半分ずつ・・ | 掛け合いのハモリがいい |
248 | 朝倉理恵 | 坂の上のアパート | 坂道一人で登るの アパート・・ | 哀愁のあるメロディー |
249 | 岡林信康 | 山谷ブルース | 今日の仕事は辛かった | もう少し前の曲ですが |
250 | 日暮し | 陽炎 | どこかに夏が去る頃 | 名曲 |
この頃、チューリップが「心の旅」「夏色のおもいで」と、たて続けにヒット、完全に人気グループになりました。
私は雑誌で見た「日暮し」というグループの、日本的叙情派フォークというコンセプトに魅かれており、初めて出逢ったのが250番「陽炎」でした。
期待通りのいい曲で、その後、日暮しとは長い付き合いになりました。
251 | 小椋佳 | 春の雨は優しいはずなのに | むなしさが夕暮れと雨を連れてきて 淋しさが夕空と街を・・ | 小椋佳の世界が確立されていますね |
252 | あべ静江 | 水色の手紙 | 水色は涙色 そんな便箋に | |
253 | 高石友也 | 受験生ブルース | おいで皆さん聞いとくれ | 受験時代を思い出します |
254 | ガロ | 踊り人形 | 君の手を僕の手の中に | 軽快な曲。私には? |
255 | ニューサディスティックピンク(NSP) | さようなら | やけに真っ白な雪がふわふわ 真っ裸の樹を凍えさせ | 一度聴き、すぐに何ていい曲だと思った。 |
256 | 本田路津子 | この空の下で | 今日も生きてきた誰もがみんな | 相変わらず美しい声です |
257 | チューリップ | 夢中さ君に | 真っ赤な車で いつもやって・・ | 財津ファンは大好きな曲 |
258 | チューリップ | ハーモニー | 昔僕は一人で生きようと・・・ | 初期の作品 |
259 | チューリップ | 新しい地球を作れ | 君の頭の上に古い屋根が・・・ | 上に同じ |
260 | 赤い鳥 | 風は旅人 | 淋しい朝は海を見て夜明けの・ | 美しく叙情的なメロディー |
あべ静江さん、本田路津子さん
261 | 南こうせつとかぐや姫 | 黄色い船 | 暑い陽ざしに輝いたオレンジの山 見ながら飲んでる・・・ | 「神田川」等のヒットにより、アルバムの中の曲もラジオで紹介されることが多くなった |
262 | 南こうせつとかぐや姫 | 突然さよなら | どこまで行くのだろう壊れた・・ | |
263 | 南こうせつとかぐや姫 | 大きな片思い | 銀杏並木で君を見た | |
264 | ニューサディスティックピンク(NSP) | あせ | まったく人気が無い道に しらけた太陽が照って ほこり・・・ | この曲もファンが多い |
265 | ロックキャンディーズ | 春は静かに通り過ぎてゆく | 飛び去る鳥に想いを乗せて あなたのもとへと届けて・・・ | もっと前の曲です。谷村新司がアリスの前に在籍 |
266 | ララバイ | 加茂の流れに | やさしい雨の祇園町・・・ | 元々かぐや姫の曲です |
267 | 本田路津子 | 秋でもないのに | 秋でもないのに人恋しくて | |
268 | アグネス・チャン | 小さな恋の物語 | 小さな家並みがまるで夢の・・ | |
269 | ザ・ムッシュ | 友達が変わる時 | もう終わったの あの幼い日 | |
270 | 白川るみ子 | 日暮れの待ちぼうけ | 冷えたコーヒー見つめれば | 歌謡ポップスの名曲 |
270番「日暮れの待ちぼうけ」、あまりヒットしませんでしたが、私の好きな曲です。喫茶店を歌った曲が多いのも、時代を物語りますね。喫茶店、秋、夕暮れ、ポプラ並木・・・私の好きなキーワードが並びます。
271 | 小坂忠 | 冷たいキャンディー | 風に流されてくる 海の・・・ | 懐かしい匂いを残した、狭い意味でのフォークです |
272 | 小坂忠 | 早起き山から | 早起き山から 早起き山から | |
273 | 猫 | 戻ってきた恋人 | あの晩 君は裸足で・・・ | 両方とも猫らしい、ユニークな曲です |
274 | 猫 | 花屋のある通り | 僕はまっすぐ立って歩いてる | |
275 | 猫 | 各駅停車 | あの人ともう二度と旅を・・・ | 内山氏のリードボーカル |
276 | 荒井由実 | 飛行機雲 | 白い坂道が空まで続いて・・・ | ついにユーミンがデビュー |
277 | よしだたくろう | 今日までそして明日から | 私は今日まで生きてみました 時には誰かの力を借りて | 少し前の曲ですが、ここでノートに登場です |
278 | アリス | 走っておいで恋人よ | 涙流し疲れた時 僕の腕の・・ | 同上です |
279 | 赤い鳥 | 言葉にならない言葉 | あなたと二人こうしていると | ゆったりした佳曲です |
280 | バンバン | 君への手紙 | 君はもう寝ているだろうさ | 売れる前のレパートリー |
ついにここで荒井由実がデビュー。276番「飛行機雲」はシンプルなバラードですが、妙に心に残る曲でした。
それませ五輪真弓の独壇場だった女性シンガーソングライター&ピアニストの世界に風穴を開けました。
ここからユーミンの世界はどんどん広がり、五輪真弓は後に、歌謡曲の世界に活路を見出したのであった(「恋人よ」等)。
281 | オフコース | でももう花はいらない | もう僕には花は咲かない | ついにオフコース単独で |
282 | ガロ | 一枚の楽譜 | 愛したあの頃君のため | トミーのリードボーカル |
283 | 朝倉理恵 | さよなら・今日は | どこから来たとも言わないで | きれいなメロディーの曲 |
284 | 泉谷しげる | 春のからっ風 | 春だというのに北風に・・・ | ギターでよく弾きました |
285 | 早野凡平 | ひとすじの光 | 誰が花を添えたの 誰が・・・ | ラジオ番組の主題歌? |
286 | ガロ | 二人は友達 | 泣かないで友達よ その涙・・ | GS調だが私は好きです |
287 | ガロ | 朝・昼・夜 | 朝刊を広げたら映画の欄に | リバイバルだが好きです |
288 | アリス | 好きじゃないってさ | 冷めたコーヒーは好きじゃ・・・ | |
289 | 叶正子 | いもうと | 赤き帯 小さく揺れて | ポプコンの名曲 |
290 | 小坂明子 | あなた | もしも私が家を建てたなら | ポプコンから大ヒットした |
281番「でももう花はいらない」、正直、杉田二郎のバック、というイメージしかなかった当時の私、初めてラジオで紹介されたとき、曲がかかるまでは、大して期待していませんでした。
しかし、結果はいうまでもありません。
オフコースで最も好きな何曲かの一曲だし、その後、オフコースとの長い付き合いの始まりの一曲になりました。
291 | 加藤登紀子 | 愛の暮らし | この両手に花をかかえて | 完成度の高い曲です |
292 | 高田真樹子 | 糸 | 今にも切れそうな あなたと | ポプコン作品の一曲 |
293 | 五輪真弓 | 風のない世界 | 風のない世界 小鳥は・・・ | |
294 | 斉藤哲夫 | バイバイ・グッドバイ・サラバイ | はるか遠く君の歌が聞こえる 懐かしい心の歌 | せつなくもポップな、今でも通用する名曲ですね |
295 | ニューサディスティックピンク(NSP) | いい | 雨雲の下がいい うるさいところがいい 雨が・・・ | 「さようなら」でいっぺんに好きになったNSP。当時は「ニューサディスティックピンク」と名乗っていました。 意外と庶民的な親しみやすい歌詞。例えば小椋佳や、のちの、さだまさしとは明らかに路線が違います。 これらの曲はデビューアルバム『僕らはごきげん(ライブ)』のラジオの特集を録音したものです。 「お昼寝の季節」「僕の夏休み」がこの中では特に好きでしたね。 |
296 | ニューサディスティックピンク(NSP) | お昼寝の季節 | すっかり花が咲いて 葉っぱが青々 窓には陽が・・・ | |
297 | ニューサディスティックピンク(NSP) | ボーカルなんていらないよ | 夜だから見えない君の身体 いいよいいんだそのままで | |
298 | ニューサディスティックピンク(NSP) | 蝶々 | 気ままなふりして いきがって 今のうちだけ飛びなさい | |
299 | ニューサディスティックピンク(NSP) | 新青春 | 捨てられてしまった僕の心は 飾りのついたスプーンじゃ・ | |
300 | ニューサディスティックピンク(NSP) | がんばれやせがえる | 昔 柳の下にやせがえる 何度も何度も飛び上がる |
|
301 | ニューサディスティックピンク(NSP) | べんじょむし | ふたを開ければべんじょむし すっかり大きくなって | |
302 | ニューサディスティックピンク(NSP) | 僕の夏休み | 遊園地 ローラースケート 一緒に行くはずだったのに | |
303 | ニューサディスティックピンク(NSP) | 昨日からの逃げ道 | 思い出が 思い出でしかないことは わかりきっていた・・ |
N・S・P、五輪真弓さん
304 | 森山良子 | 「さようなら」の世界 | 雨 オレンジ色の 喫茶店 | おしゃれな名曲ですよ |
305 | 岡林信康 | 26ばんめの秋 | 山は赤く 赤く色づいて | 数少ない岡林作品が |
306 | アリス | 青春時代 | 美しすぎる人よ 君は 君は | アリス、作曲家の曲を |
307 | 佐藤公彦 | 恋に別れを | 泣かないでもう涙をふいて | 愛称「ケメ」で女性に人気 |
308 | ダ・カーポ | 恋はかげろう | すずらんの花が咲き | メロディー重視のフォーク |
309 | かぐや姫 | けれど生きている | 夜が終わって 朝に僕を | 曲の完成度が高くなった |
310 | かぐや姫 | 赤ちょうちん | あの頃二人のアパートは | 「神田川」に続く第2弾 |
これまでメンバーのオリジナルで勝負してきたアリスが、ヒット狙いで、なかにし礼作詞、都倉俊一作曲の「青春時代」をシングルで出しました。でもたいして売れなかった。パーカッションの矢沢透はピアノを慣れぬ手つきで弾いていましたね。
311 | ガロ | 愛の言葉 | 淋しくて眠れない夜 | アルバム「GARO3」より。「愛の言葉」はマークらしい繊細な曲。 |
312 | ガロ | オールドファッションド・ラプソディー | 今はチャーミングな君だって いつかは・・・ | |
313 | ガロ | 大空の詩 | うつむいたあなたの | アルバム「GARO4」より。作詞・作曲家による作品だが、ガロらしさもあり、コーラスワークなども良く、私は無条件に大好きな作品が多かった。 |
314 | ガロ | 君の肖像 | 君の姿 僕は描いた | |
315 | ガロ | 二人だけの昼下がり | 君はピアノ 弾いているよ | |
316 | ガロ | 憶えているかい | 君は憶えているだろうか | |
317 | ガロ | 恋人 | 君と僕 二人恋人 お互いに | |
318 | 五輪真弓 | 昨日までの想い出 | 昨日までの想い出なんて | |
319 | チューリップ | 僕のお嫁さん | 君に賭けよう 僕の夢を | |
320 | バンバン | 涙だけが | ああ今日も ただ涙だけが | 高山弘、独立前の一曲 |
321 | シュキ&アビバ | 愛情の花咲く樹 | 愛情の花咲き誇る木の下で | 世界歌謡祭参加作品 |
322 | ウィッシュ | もう冬 | 冷たい雨が 木の葉を・・・ | 姉妹二人のデュオ |
323 | ウィッシュ | 六月の子守唄 | 星がひとつ 空から落ちて・・ | これは名曲です |
324 | シモンズ | 花吹雪 | 若草の上 風が通る | 珍しくテンポの速めの曲 |
325 | チェリッシュ | 恋の風車 | あなたに愛を告げる言葉を・ | |
326 | みなみらんぼう | ウィスキーの小瓶 | ウィスキーの小瓶を口に・・・ | 聴けば聴くほど味がでる |
327 | ペドロ&カプリシャス | 五番街のマリーへ | 五番街へ行ったならば | 新ボーカルにチェンジ |
328 | チューリップ | 銀の指輪 | 夕べも僕は眠れなかったよ | 軽快でポップなナンバー |
329 | アリス | かもめ | 本当にそうなら 許してあげ・ | 静かな曲 |
330 | 斉藤哲夫 | 吉祥寺 | 吉祥寺を通り抜けて | 当時の雰囲気のある曲 |
ウィッシュは以前取り上げた「ご案内」(94番)でデビューした姉妹2人のデュオ。姉・伊豆丸礼子の張りのある中音、妹幸子の澄んだ高音のコントラストが心に残る。
327番「五番街のマリーへ」からペドロ&カプリシャスのボーカルが前野曜子から高橋まり(後の高橋真梨子)へと変わった。
330番「吉祥寺」はフォークの良き時代の雰囲気を伝える、楽しさとセンチメンタルな面を兼ね備えた名曲。
331 | 海援隊 | 母に捧げるバラード | 今も聞こえる あのおふくろ・ | 大半が武田鉄矢の台詞 |
332 | ニューサディスティックピンク(NSP) | 君と歩いてみたくて | 久しぶりだねこんないいお天気は ずっと前から・・・ | ほのぼのした歌詞が哀愁のメロディーに乗った |
333 | ジャンク | たんぽぽ | 暖かい春は この野原にも | ポプコン作品。いい曲。 |
334 | チェリッシュ | 南国からの手紙 | 南国の蒼い海 あなたへ・・・ | いずれもアルバム曲。 チェリッシュの得意な、フォーク系歌謡ポップスの王道。 都会的過ぎない歌詞も良かった。 |
335 | チェリッシュ | ルリ色の朝 | 小鳥が毎日 歌ってくれて | |
336 | チェリッシュ | 桜並木 | 桜並木を ひとり歩くのよ | |
337 | チェリッシュ | 野うさぎは駆ける | 野うさぎは駆けるよ草むら・・ | |
338 | チェリッシュ | たんぽぽのように | そよ風に吹かれて | |
339 | よしだたくろう | 落陽 | しぼったばかりの夕陽の赤が | 今も人気抜群。 |
340 | かぐや姫 | ひとりきり | 鳥が鳴いて 川が流れて | 郷愁あふれる名曲です |
339番「落陽」は誰もが知る、たくろうの曲。歌詞を覚えており、ギターで弾ける人も多いのでは。
341 | 井上陽水 | 人生が二度あれば | 父は今年2月で65 | 私小説的な哀愁ある曲 |
342 | チューリップ | 風車 | いつからだろう 僕の夢が | アコースティックサウンド |
343 | チューリップ | セフテンバー | 夏が通り過ぎ 風が流れて | コード進行が印象的 |
344 | ニューサディスティックピンク(NSP) | コンクリートの壁にはさまれて | コンクリートの壁にはさまれて 君と僕はしっとり濡れる | リズミックな曲 |
345 | なぎらけんいち | 悲惨な戦い | 私はかつてあのような | 語りのようなコミカルな曲 |
346 | 井上陽水 | 東へ西へ | 昼寝をすれば夜中に | 誰もがギターで弾いた |
347 | アリス | 青春の影 | 影をひきずり今日もまた | 後期作品のような激しさ |
348 | 兼田みえ子 | 精神貴族 | どんな街の どんなよどみの | |
349 | かぐや姫 | 今はちがう季節 | 君と別れた夏は壊れた・・・ | ほのぼのした楽曲 |
350 | ガロ | 姫鏡台 | 僕らのすべては真似事・・・ | 掛け合いのコーラス |
343番「セフテンバー」はポップで、コード進行がビートルズ的で、歌詞も秋らしい憂いを含んだ名曲。私はチューリップの中で一番好きな曲です。
1974年ごろ
351 | バンバン | 秋の夜 | こおろぎの鳴く声チロチロ・・・ | ライブ演奏音源のみ |
352 | 高木麻早 | 想い出が多すぎて | あなたの愛のはかりしれない | フォークとポップスの融合 |
353 | 五輪真弓 | 冬ざれた街 | 冬ざれた街 石畳の上を | 初期を思わせるいい曲 |
354 | 堺正章 | 恋人時代 | 今でも時々は 思い出すかい | 歌謡曲にもいい曲がある |
355 | まがじん | 愛の伝説 | 黄昏の都会は ブルーな湖 | 坂田晃一作品の名曲 |
356 | 岡本正とうめまつり | すみれの花 | ちょうどあの時は・・・ | 不思議なグループでした |
357 | チューインガム | リルケの詩集 | ニレの木陰の芝生の上で | 美しい、よくできた曲 |
358 | バンバン | 冬木立 | こおろぎの鳴く声チロチロ・・・ | 久々のシングル曲 |
359 | 杉田二郎 | 27才 | ある朝起きて鏡を見たら | 私小説的な、名曲 |
360 | 佐藤公彦 | 通りゃんせ | さみだれ五月よ来るがよい | 日本的情緒あふれる曲 |
351番「秋の夜」と358番「冬木立」は実は同じメロディーです。主にラジオ番組でライブ演奏されていた「秋の夜」の歌詞を谷村新司が書き直し、シングル「冬木立」として発表。当時はドラムス、ベースを加えた4人編成。
この後ばんば、今井の二人になり、あの大ヒット曲が生まれるのです。
355番の「愛の伝説」も典型的な坂田晃一の美しいメロディーのポップス。忘れられない名曲。
左は高木麻早さん
361 | ガロ | 遠い春 | 水の上には 春の風が | ガロ一、二を争う名曲 |
362 | かまやつひろし | どうにかなるさ | 今夜の夜汽車で旅立つ・・・ | アンニュイな雰囲気 |
363 | 井上陽水 | 闇夜の国から | 闇夜の国から二人で船を・・・ | 明るいポップな曲想 |
364 | 井上陽水 | チエちゃん | ひまわり模様の飛行機に・・・ | ペーソス溢れる名曲 |
365 | 井上陽水 | 紙ヒコーキ | 白い紙ヒコーキ 広い空を・・ | 初期の有名な曲 |
366 | まがじん | 日曜日を探して | ドアを三つ叩く 二人だけの・ | サビの歌詞が印象的 |
367 | かぐや姫 | 22才の別れ | あなたに さようならって | 説明不要の有名な曲 |
368 | よしだたくろう | 自殺の詩 | 歩き疲れてしまいました | |
369 | バンバン | 忘れかけた街角 | 忘れかけてたのに ふと・・・ | ポップで、なかなかいい |
370 | 猫 | バラ色の切符 | この夏の想い出は小包で・・・ | 軽快だが哀愁も含む |
366番「日曜日を探して」もサビが印象的でした。♪月曜日には朝まで飲んで 火曜日には部屋に帰らず 水曜日にはあちこち電話 木曜日には連絡を待ち・・・
371 | 及川恒平 | 冬の音 | 糸車 風の音 誰かの背に | 日本的な情緒あふれる |
372 | N・S・P | 夕暮れ時は淋しそう | 田舎の堤防 夕暮れ時に | これもヒットしました |
373 | 加川良 | フォークシンガー | 奴は俺の前から何年も前に | 語りのような個性ある曲 |
374 | グレープ | 精霊流し | 去年のあなたの想い出が | さだまさしらしい世界 |
375 | 所太郎 | 思い出坂 | 思い出坂は 淋しい道です | ラジオでしか聴けない曲 |
376 | ガロ | ピクニック | 君は靴を脱いで 裸足で・・・ | アコースティックサウンド |
377 | バンバン | 季節風 | ひび割れた窓の隅に冷たい・ | バラード。味があります |
378 | 中沢京子 | 待ちわびて | こわれた心の扉がカタカタ・・ | ポプコン作品一の名曲 |
379 | ウィッシュ | bye bye | 昨日の雨 水たまりが・・・ | 姉の中音の声がいい |
380 | ベル | コーヒー一杯の幸福 | 久しぶりだね 元気だった・・ | ポプコン作品 |
380番 ベルは、小泉まさみの作品を主に歌った、GSの雰囲気を持ったポップ・フォーク系のグループでした。
381 | 林哲司 | ブルージェ | 古い教会の窓辺に一羽の・・ | ヨーロッパの街を歌った |
382 | チューリップ | 青春の影 | 君の心へ続く長い一本道は | バラードでじっくり聴かす |
383 | 高田真樹子 | 屋根 | 辛いことばかりで泣きたく・・ | 気持ちの良いコード進行 |
384 | 葛城ユキ | 木曽は山の中 | 春が来ました お風呂場の | 郷愁あふれる曲でした |
385 | 林哲司 | 愛の世界 | 静かに過ぎる 時の流れも | バラード。きれいな曲 |
386 | ふきのとう | 白い冬 | 一人で想う 秋はもう深く | デビュー曲。ヒットした |
387 | グレープ | 雪の朝 | 表は雪が降ってる 一面の | グレープのデビュー曲 |
388 | 南こうせつとかぐや姫 | 約束です | 夕暮れ時 雲はすみれの | 及川・小室コンビの作品 |
389 | よしだたくろう&かまやつひろし | 竜飛崎 | 六月の春が一度に花開く | 現地へ行きたくなる曲 |
390 | 国士無双 | 飛騨の里 | 千本格子の古い家並み | 日本情緒あふれた名曲 |
この頃、本当に「コッキーポップ」をよく聴いていたんですね。381、3、4、5、390の5曲が、ポプコン作品。
381番「ブルージェ」は重厚なストリングスの、クラシック風のアレンジのイントロが印象に残る。幻想的な名曲。
386番のふきのとうは、かまやつひろし司会の「ザ・チャレンジ」というコンテスト番組で「夕暮れの街」で準優勝。このときの優勝はジャネット。「美しい季節」でデビュー。後にオフコースに参加した松尾一彦、大間ジローがいた。
ふきのとう
391 | 井上陽水 | つめたい部屋の世界地図 | はるかな はるかな 見知らぬ国へ 一人で行くときは | ラジオで陽水の特集をしていたのか、やや以前の曲がここで並ぶ。歌詞、メロディーともに陽水ならではの雰囲気である |
392 | 井上陽水 | あどけない君のしぐさ | 洗濯は君で見守るのは僕 シャツの色が水に溶けて | |
393 | 井上陽水 | かんかん照り | 焼けついた屋根が揺らいで | |
394 | 浜田良美 | いつのまにか君は | いつのまにか君は緑色の・・ | 世界歌謡祭グランプリ |
395 | 林哲司 | 灰色のコート | 灰色のコートの襟を立て | 冬になると口ずさみたい |
396 | 井上陽水 | 断絶 | 夜中にデイトした 近くの・・・ | ここでも陽水の曲が並ぶ。レコードの売上も伸び、フォークシーンにおいて地位を確立した。 |
397 | 井上陽水 | 神無月にかこまれて | 人恋しと泣けば十三夜 | |
398 | 井上陽水 | いつのまにか少女は | いつのまにか青い空がのぞいてる 思いつめた・・・ | |
399 | 泉谷しげる | 眠れない夜 | 眠れない夜 風が窓を叩き | ロック調の曲。ファン多し |
400 | 甲斐バンド | バス通り | カバンを下げて 目の前に・ | 歌謡ポップ的デビュー曲 |
400番「バス通り」は、やや歌謡曲的な匂いがするが、私は好きでした。甲斐バンドのメンバーは不満な曲だったらしい。
1975〜77年ごろ
401 | 猫 | 僕のエピローグ | 白い雲がポッカリ 心の中に | 哀愁のある名曲です |
402 | とんぼちゃん | ひと足遅れの春 | ひとつめくり忘れた暦が・・ | 叙情派フォークの代表 |
403 | ちゃんちゃこ | 空飛ぶ鯨 | ある朝 ある街に 鯨が・・・ | みなみらんぼう作品 |
404 | ふきのとう | 南風の頃 | 南風吹いたら 流れ雲・・・ | 第2弾シングル |
405 | かまやつひろし | 我が良き友よ | 下駄を鳴らして奴が来る | よくできた曲だと思う |
406 | 小泉まさみ&こんがりトースト | 妹の部屋 | もうすぐお前と妹の結婚式・ | ポップだが哀愁ある曲 |
407 | 谷山浩子 | 夕暮れの街角で | あなたにここで逢えて・・・ | ロマンあふれるバラード |
408 | ハイファイセット | 卒業写真 | 悲しいことがあると開く皮の | 説明不要の名曲です |
408番「卒業写真」を嫌いだという人はいるのだろうか。初めて聴いて、すぐに憶えたくなった。最初、誰の作品かわからず、山上路夫・村井邦彦かと思っていた。後からユーミンと聞いて納得した。
409 | 日暮し | 季節の街へ | あたたかい風が 私の手の中・・ | 軽快にLPのトップ飾る |
410 | 日暮し | 風の音を聞きたい | はやり歌の街を 雲がよけて・・ | 静かな冬の夜の印象 |
411 | 日暮し | マッチ箱の中の春 | チョコレート色のビルの中 | 日暮しらしさが出ている |
412 | 日暮し | あなたは何処にいるんですか | あなたは何処にいるんですか | 珍しくリズミックな曲 |
413 | 日暮し | 風祭 | うららかに風は祭りを運んで・・ | 一時参加の野間作品 |
414 | 日暮し | 手紙を書きました | 季節が少しずつ変わって・・・・ | 歌詞、曲ともにきれい |
415 | 日暮し | 街を押し流せ | 暗いこの部屋を 遠い田舎まで | 明るい曲想 |
416 | 日暮し | 心の弦をふるわせて | 砂の時計の中 時はこぼれ・・・ | 静かなバラード |
日暮し3枚目のアルバム「街風季節」を購入。そこからノートに転記した曲が並ぶ。
那須高原のロッジ風のスタジオで合宿レコーディングされたアルバム。リラックスした雰囲気が伝わる。
日暮し
417 | グレープ | ほおずき | いくつかの水たまりを残して | グレープの中でも好き |
418 | アリス | あじさい | 愛の故郷は何処にある | 堀内作曲の演歌フォーク |
419 | イルカ | あの頃の僕は | あの頃の僕は若すぎて | 伊勢正三の作品 |
420 | ダ・カーポ | 家族日誌 | 風光る 四月 春 姉さんが | 家族愛あふれるいい曲 |
421 | はちみつぱい | 塀の上で | 空はまだ群青色の朝 | 個性的な名曲です |
422 | 浜田良美 | My Song | あなたの涙に耐えられなく | きれいなメロディー |
423 | バンバン | 人生坂 | 人生坂の 真ん中で | アコギがリズミック |
424 | シュガー・シュガー | 放浪の唄が聞こえる | 放浪の唄が聞こえる | ポプコン作品 |
425 | 山田パンダ | さよなら友よ | 今 僕は一人旅に出る | 山田パンダソロ初作品 |
426 | フォークローバーズ | 時のいたずら | 波の音がいつまでも聞こえ | 坂田晃一の美しい曲 |
427 | よしだたくろう | 夏休み | 麦わら帽子はもう消えた | 今もCMで使われる名作 |
428 | オフコース | 青春 | さよなら若者 知らず知らずのうちに | オフコースのLPを初めて買った。ライブアルバム『秋ゆく街で』。衝撃的であった。詩・曲の完成度の高さに「フォーク」の領域を超えたものを感じた。 |
429 | オフコース | 秋ゆく街で | まるで秋を迎えた少女のように | |
430 | オフコース | 僕の贈りもの | 冬と夏のあいだに春をおきました | |
431 | オフコース | 白い帽子 | 僕の歌はいつも思い出の歌 | |
432 | オフコース | 別れの情景U | 少し離れたほうがいいみたい | |
433 | オフコース | キリストは来ないだろう | 季節がめぐり来るように 僕らも |
「でももう花はいらない」「僕の贈りもの」が入っているし、アルバムタイトル『秋ゆく街で』も気に入って買ったLPなのだが、上にも書いた通り、オフコースのとりこになってしまった。既に出ていたファースト、セカンドの2枚のLPもほどなく購入した。
「ファン」とか「好きになる」という感じではなかった。
音楽をやる上での「目標」であり「憧れ」「尊敬の対象」であり、オフコースに関することなら(雑誌の記事など)何でも知りたいと思った。
434 | NSP | お休みの風景 | 明日はほんとに行こうと言って・・・ | NSPで最も好きかな |
435 | クラフト | 僕にまかせてください | 君はその手に花をかかえて急な坂を | 情緒あふれるさだ作品 |
436 | ふきのとう | 初夏 | 噴水の前で記念写真を撮って・・・・ | 叙情派の一級品です |
437 | 甲斐バンド | 裏切りの街角 | 雨に煙る街並みを 息を切らして | ややロック色が強くなる |
438 | バズ | はつかり5号 | 発車のベルに背中を押され | これも叙情派一級品 |
439 | 岡崎友紀 | 北上川 | スナックのざわめきの その中で | 盛岡へ行きたくなった |
440 | グレープ | 交響楽 | 煙草をくわえたらあなたの事を | グレープで一番好き |
441 | グレープ | 殺風景 | あなたが嫌いになったわけでは・・・ | リズミックな個性的な曲 |
442 | トランザム | ああ青春 | ひとつ一人じゃ淋しすぎる 二人じゃ | この時代を語る曲 |
443 | バンバン | いちご白書をもう一度 | いつか君と行った映画がまた来る | 説明不要の名曲です |
この10曲は本当に名曲揃いで、個人的にも好きな歌が多い。私自身も高校生時代であり、自分の好きなジャンルが確立された感がある。(中学生時代は歌謡曲であろうと、少し気に入れば手当たり次第に聴いていたものだった。)
「初夏」「はつかり5号」「いちご白書をもう一度」は特に影響大であった。
バズ
444 | ガロ | 型破りな結婚式 | 私たち二人 この15日 結婚する・・ | コード進行が印象的 |
445 | ガロ | 吟遊詩人 | 吟遊詩人がギターをかきならし・・・ | 初期を思わせる名曲 |
446 | 斉藤哲夫 | あなたの船 | 坂を昇れば 潮風が 私の髪を・・・ | ゆったりしたバラード |
447 | 斉藤哲夫 | 悩み多き者よ | 悩み多き者よ 時代は変わっている | メッセージ色が強い |
448 | 荒井由実 | 雨の街を | 夜明けの雨はミルク色 静かな街に | 雨の日の憂鬱さが良く出た不思議な名曲 |
449 | 荒井由実 | ベルベット・イースター | ベルベット・イースター 小雨の朝 | |
450 | 荒井由実 | 紙ヒコーキ | あてはないけど 紙ヒコーキに | ファーストLPの中の曲 |
451 | 荒井由実 | 花紀行 | 見知らぬ街を 一人歩いたら | キーボードのみで伴奏 |
452 | うめまつり | 落葉の季節 | 落葉の道を肩を並べて 僕らは・・・ | |
453 | うめまつり | 大原の里 | 恋をなくした娘は誰も 必ず一度・・・ | 京都の情緒いっぱい |
ガロがノートに登場するのは、444、445の2曲が最後になるのは感慨深い。
確かFMのスタジオライブで録音したものだ。他にも「アドベンチャー」「深夜映画」などテープにはあるはずだ。
この頃を最後にガロの存在は自分の中で小さくなってしまう。「サーカス」は好きでなかったし、「三叉路」を聴いたのは正直、ずっと後からであった。
454 | 荒井由実 | あの日に帰りたい | 泣きながらちぎった写真を 手のひら | ユーミン時代を不動に |
455 | 中村雅俊 | 俺たちの旅 | 夢の坂道は 木の葉模様の石畳 | 小椋佳作品。今も人気 |
456 | 井上陽水 | 青空ひとりきり | 楽しいことなら何でもやりたい | ポップな曲想 |
457 | 岩崎宏美 | 二重唱 | あなたがいて私がいて ほかに何も・ | 同世代のよしみで |
458 | バズ | 詠訣(別離) | あなたに あげるものとしたら | 少し哀しい曲でした |
459 | 杉田二郎 | 男どうし | 君にはかわいい恋人ができたという | 温かみのあるいい曲 |
460 | NSP | リズムもよろしく | 街吹く風 ほころぶ雲の下 | アルバム収録曲 |
461 | NSP | 押したおしたい | 君を押したおしたい 六畳の | 上に同じ |
462 | グレープ | 女郎花 | 夾竹桃の花は 紅い花 私の涙は | LP「せせらぎ」収録曲が続く。日本語の歌詞を大事にした作風は他の追随を許さないものがある。グレープの活動期間が短かったのも少し意外な感じがします。 |
463 | グレープ | ゆだねられた悲しみ | ゆだねられた悲しみを 透明な風が | |
464 | グレープ | 絆 | 僕とあなたを つなぎとめるものが | |
465 | グレープ | 残像 | 君が最後に告げた 冷たい一言が | |
466 | グレープ | 掌 | うつむきがちに私は 掌を・・・ | |
467 | グレープ | 無縁坂 | 母がまだ 若い頃 僕の手を引いて |
468 | 紙風船 | イカつりの唄 | 沖に見えるは イカつり舟か | 民謡をモチーフにした |
469 | アリス | 今はもう誰も | 今はもう誰も 愛したくないの | これでビッグネームに |
470 | 岡本正 | 北鎌倉 | 北鎌倉で降りて 歩いてみませんか | 鎌倉へ行きたくなった |
471 | 因幡晃 | わかって下さい | あなたを愛した人の名前は | ポプコン作品。大ヒット |
472 | 日吉ミミ | 思い出話 | 生まれ育った横浜に 小さな店を・・ | しみじみした名曲です |
473 | バズ | 記念日 | 静けさは煙草の煙を 揺らす・・・・ | バズで最も好きな曲 |
474 | 内海みゆき | 彼岸花 | とても紅い じゅうたんで あの娘が | 和風の曲想が心に残る |
475 | オフコース | ひとりで生きてゆければ | 君にも 愛にも 疲れてしまい | シングル買いました |
476 | 浜田良美 | うつし絵 | バスが着くまでに 君が降りる前に | 歌唱力で聴かせる |
477 | 浜田良美 | 窓の外 | ため息つき 窓辺に座り 心探る | |
478 | 太田裕美 | 赤いハイヒール | ねえ友達なら 聞いてくださる | 歌謡フォーク。いい曲 |
ここで中学生低学年から書き続けたノートはピッタリと止まってしまいます。
もともとノートはラジオから録音したテープを、聴き起こしたものでした。
だんだんこれ以降は、好きなアーティストのLPを買うようになり、付いている歌詞・楽譜を見てギターを弾いたり歌うようになり、ノートは一つの役割を果たし終えたんでしょう。
また、歌詞を書き留めるのも、持ち運びに便利なルーズリーフの紙片を使うようになっていきました。
皆様、最後までお付き合いいただきまして本当に有難うございました!!
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おまけに?当時の雑誌広告です。