2006/8/25 福岡市東区の「海の中道大橋」で深夜、大上哲央あきおさん(34)夫婦ら親子5人が乗った車が追突され博多湾に転落

 8/26 長男紘彬(ひろあき)ちゃん=当時(4つ)、二男倫彬(ともあき)ちゃん=同(3つ)、長女紗彬(さあや)ちゃん=同(1つ)=の水死を確認。福岡県警が業務上過失致死傷容疑などで福岡市職員(当時)今林大(ふとし)被告(23)を逮捕。呼気からアルコールを検出

 9/16 福岡地検が危険運転致死傷と道交法違反(ひき逃げ)の罪で今林被告を起訴

 10/12 福岡地裁が公判前整理手続きの適用を決定

 07/6/5 公判前整理手続きが終了

 6/12 初公判で今林被告が危険運転を否認。ひき逃げは認める。

 11/6 検察側が危険運転致死傷とひき逃げの併合罪で最高刑の懲役25年を求刑

 11/20 弁護側が業務上過失致死傷罪の成立にとどまると主張し結審

 12/18 地裁が、業務上過失致死傷と道交法違反(酒気帯び運転)の罪を予備的に追加するよう訴因変更を地検に命令

 12/28 地検が命令に従い、訴因等変更請求書を地裁に提出

 08/1/8 福岡地裁が危険運転致死傷罪の成立を否定、業務上過失致死傷罪を適用して懲役7年6月の判決


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今林被告懲役7年6月 福岡3児死亡事故 危険運転罪適用せず 地裁判決 飲酒追突「脇見が原因」

=2008/01/08付 九州ねっと(西日本新聞)=