倉敷天城中学校は、公立学校としては岡山操山中学校に次いで２例目となる中高一貫校です。第２期生として入学を目指す受験生らは小雨が降る中、学校に訪れ適性検査に臨みました。適性検査は理数系の思考力をみる問題と、文章を読み、自らの考えをまとめる問題の２種類が出題されました。今年は定員１２０人に対し５１１人が受検し、競争倍率は４．２５倍となりました。適性検査の合否の発表は１月２５日までに受検者全員に通知されることになっています。

ライフパーク倉敷で行われた成人式には新成人１０人をはじめ、施設の利用者や職員など、およそ６０人が出席しました。社会福祉法人ひまわりの会の渡辺真琴理事長は「感謝の気持ちを忘れず立派な大人になってください」と新成人たちを祝福しました。式では新成人らの幼い頃の写真などがスライドで上映され、一人ひとりの生い立ちが紹介されました。このあと、新成人を代表して小山大助さんに記念品が贈られました。続いて、三辻裕介さんが「困った人を見たら手を差し伸べる大人になりたいです」と成人の誓いを立てました。スーツや晴れ着に身を包んだ新成人たちは、少し照れた様子で拍手に送られ、大人への第一歩を踏み出しました。

新春恒例となったこの剣道の全国大会は、昇龍館一福道場などが主催して平成６年から倉敷市を会場に開催されています。毎年、大勢の少年剣士が集い選手のレベルも大会の規模も全国屈指の大会です。今年は北海道から九州・沖縄まで４４３チーム１，８９７人が参加しました。初日は試合ではなく、午前中から合同稽古が行われ、水島緑地福田公園体育館では小学生たちが他県の選手らと竹刀を交えました。主催する昇龍館一福道場からも剣士が参加し、普段の稽古の成果を見せました。昇龍館一福道場には現在４０人の道場生がおり、毎日２時間半ほどの稽古を続けています。平成１０年には全国大会で優勝するなど、活躍ぶりは高く評価されています。中には島根県や大阪府から月に一度通っている道場生もおり、今回の大会でも優勝を狙うということです。試合は１３日と１４日の２日間で、１３日は団体戦１４日は個人戦が行われます。