オーストラリアの旅客機、飛行中に突然停電

新華社総合:オーストラリア・カンタス航空のボーイング747-400型機が7日、飛行中に突然電力システムの故障に見舞われた。4台の発電機はいずれも使用不能と成り、緊急予備電源を使用し15分後にバンコク空港に無事着陸した。
この飛行機は乗客344人を乗せ、ロンドンからシドニーへと向かう途中だった。電力システムの故障が起きたのは、タイのバンコク付近。調査によると、発電機のコントロールシステムに水が入り、搭載されていた4台の発電機が全て使用不能になったという。
故障発生後、同機は緊急予備電源を使用し、15分後にバンコク空港に無事着陸した。
カンタス航空はボーイング社および航空管理部門に状況を通達、現在詳しい調査が行われているという。
しかし英国「デイリー・メール」紙によると、乗客には詳しい状況は何も知らされなかったという。「乗務員は、飛行機の電力供給システムに小さな故障が起きた、としか言わなかった」と、ある乗客は述べている。
【翻訳編集:JCBB(O.T)/G-SEARCH】