イラクの首都バグダッドで、およそ100年ぶりに雪が降りました。 11日の明け方から降り始めた雪は、積もることはありませんでしたが、しばらくの間、初めて雪を見る市民の目を楽しませました。 イラクでは、米軍侵攻以来、戦闘や宗派間の抗争などで死亡した人の数が2006年までの期間だけで15万人以上にのぼるというWHOの調査結果が出たばかりです。 長らく遠ざかっている平和への希望が託されたかのような雪となりました。(12日02:59)