上海住宅市場:需給関係が逆転、12月は供給過多に |
2008/01/03(木) 14:16:20更新 |
上海の住宅市場で2007年12月、分譲住宅の供給量が消費量を初めて上回ったことが分かった。3日付で上海証券報が伝えた。
上海佑威房地産研究センターによると、同月の上海の分譲住宅供給量が建物面積ベースで116.7万平方メートルだったのに対し、取引成約量は111.7万平方メートルとなった。
12月は、上場不動産会社が通年販売目標を確保するために駆け込み販売を行ったことなどから供給量が増加した。
ただこれ以前にも上海の住宅市場では供給不足が供給過多へと逆転する兆候が見られた。易居房地産研究院によると、中古住宅を含めた上海市の住宅物件の供給と需給の比率は07年10月の1対1.37から11月の1対0.91へと移行し、需給関係が逆転した。(編集担当:伊藤祐介)
■関連ニュース ・広州:安価住宅の個人購入を禁止 世帯単位を義務付け(2007/12/31) ・住宅価格の上昇が所得格差を助長−国家情報センター(2007/12/28)
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