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台湾立法院選挙:李登輝前総統の台連が消滅の恐れ

 【台北・庄司哲也】李登輝前総統(84)が主導する「台湾団結連盟」(台連)は、現在の7議席から議席ゼロとなり、党消滅の恐れが出てきた。00年5月の総統退任後も政界で影響力を発揮してきた李氏が基盤を失う危機を迎えた。

 李氏は台連のテレビCM出演などを通じ「第3勢力への投票」を呼びかけたが、小選挙区制の導入で、小政党は大打撃を受けた。

 台連は01年8月に発足。支持層が重なる民進党と与党連合を組んできた。だが、李氏と陳水扁氏の新旧総統の関係が疎遠になった上、今回は選挙区で民進党との候補者調整が決裂。当選が見込める現職が民進党にくら替えする事態も発生した。

 ただ、李氏にとって民進党の総統候補、謝長廷・元行政院長は京都大学の後輩で近い関係にあり、謝氏の当選を望んでいる。李氏の今後の動静が総統選の行方に一定の影響を与える可能性も残る。

毎日新聞 2008年1月12日 21時41分 (最終更新時間 1月13日 0時21分)

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