|
 |
|
インバウンド ■第2452号《2008年1月12日(土)発行》 |
|
|
3月から中国人の家族旅行にビザを発給 政府 |
政府は、中国人の訪日団体観光査証(ビザ)の発給要件を緩和し、3月1日から家族の訪日観光旅行に対して査証を発給することにした。福田康夫首相が昨年末の訪中の際、中国の温家宝首相との会談で明らかにした。具体的な適用要件は、外務省、国土交通省などの関係省庁で詰めている。
少人数グループの観光旅行に対する査証の発給は、失踪者対策などの課題があり、実現していなかったが、家族旅行が解禁になれば、富裕層をはじめとする訪日旅行の拡大に弾みとなる。
現在、中国人の訪日観光旅行に対しては、中国人添乗員1人を含めて5人以上40人以下の団体ツアーに限定して査証を発給している。
ただ、実際には5人などの少数単位のツアーは催行が難しい状況にあり、要件緩和が検討されていた。 |
京都商工会議所、外客おもてなし向上へ3カ国語の会話集発行 |
 |
京都商工会議所はこのほど、外国人観光客に対するおもてなし向上のため、京都市内で営業をする飲食店向けに英語、韓国語、中国語の3カ国語に対応した会話マニュアルハンドブック「3ヶ国語でおもてなし」=写真=を発刊した。
ポケットサイズのハンドブックは、海外から京都に来た観光客らに食事を楽しんでもらうため、言葉のストレスを少しでも解消しようと作成したもの。
基本のあいさつのほか、席への案内、オーダー時、食事中、会計の際の会話とともに、味の表現や調理法、食材など会話に役立つ単語も掲載している。
発行部数は初版2万部。京都商工会議所で1冊500円の送料別で販売している。
問い合わせ先は、京都商工会議所(電話075-212-6453)。 |
|
|