日本の医療に自浄力は
ない
いきなり刺激的であるが
悲しいことにその通り。
一応病気別にガイドラインという指標はあるが
守らなくても罰はない。
それどころか、ガイドラインのデータそのものが
多くは
海外のデータの丸写し。
むちゃくちゃな医療を抑制できるはずもない。
海外ではどうか?
米国では、民間の保険会社が一応抑制にはなっている。
つまりガイドラインから逸脱するような医師の医療費の支払いを
認めないのである。
ただし、
正当な治療でも難癖つけて支払わない(民間企業だからな)から
まねは出来ない。
日本でも、医療費をチェックしているが、
循環器のレセプト(医療費支払いの、ま、レシートだな)を
呼吸器外科の医師がチェックしたりしていて
ただ単に病名と医療内容のすりあわせをしているに過ぎない。
つまり、
やったもん勝ち


例えば、心臓の血管(冠動脈)のステント治療を例に取ると、
本当は、症状があるとか、心電図で異常がない場合、必要ない。
軽い動脈硬化は、
誰にでもある
のである。
そう言う軽い動脈硬化ほど技術的には簡単である。
ステント2−3個いれれば、
ハイ、
100万円
患者にも、
初期の動脈硬化を完全に治しました
なんて説明すれば大喜びだ
「この先生に一生ついていこう」


なんてな。
今日のポイントはこれだ。
大事な病気ほど
複数の医師の意見を聞け
これしかないぞ。
自分を守るには。
しかし、おれもステント1個につき
ボーナス5万円出るなら
どんどん入れるぞ!!
おっと
よつばってはいけんな。