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自宅から直接包丁購入に 品川・商店街事件の少年

2008年01月08日07時05分

 東京都品川区の「戸越銀座商店街」で5人が切り付けられた事件で、殺人未遂容疑で逮捕された都内の私立高校2年男子生徒(16)は、5日昼過ぎに自宅から直接、JR・東急大井町駅前ビルの100円ショップに徒歩で向かい、凶器の包丁を購入していたことが警視庁の調べでわかった。

 少年事件課と荏原署の調べでは、少年は100円ショップで包丁3本を購入した後、直線で約2キロの商店街に行ったという。

 少年は数年前から精神科に通い、自宅で暴れることもあったという。高校では入学後に通信制コースに変更。フリースクールにも定期的に通っていた。「塾(スクール)の先生に怒られてむしゃくしゃしていた」と話しているが、当日はスクールには行っていなかったとみられる。

 少年は「母親と口論になった」「友人関係がうまくいかない」などと説明。女性や高齢の男性のように弱い立場の人を狙ったと話しているという。

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