警官に背負われた男性が転落、死亡
警視庁赤坂署の警察官が、路上に倒れていた81歳の男性を交番まで背負って運んでいた際に、男性が警察官の肩から転落して死亡する事故がありました。 10日午後2時過ぎ、警視庁の赤坂見附交番に、通行人の女性から、「路上で倒れている人がいて、通行人が背負って運んでいるので手伝って欲しい」と届け出がありました。 交番にいた警察官2人が現場に向かい、男性を背負って交番に運んでいたところ、交番の入り口で男性が肩から転落、頭を地面に打ちつけたということです。男性は耳から出血していたうえ、呼びかけに反応しなくなったため病院に運ばれましたが、11日午後、死亡しました。 死亡したのは港区赤坂に住む鈴木史郎さん(81)で、警視庁が交番の防犯ビデオを調べたところ、背負われた鈴木さんの右手が交番の入り口にひっかかったあと、バランスを崩して転落していたということです。警視庁は詳しい死因などを調べています。(11日17:53)
|