 | 原告 対象外患者にも支援を この中で、全国原告団代表の山口美智子さんは「法案が可決成立し、心から喜びでいっぱいです。薬害肝炎の問題がこのように解決されるとは裁判を始めたときは夢にも思いませんでした。5年間の苦しい闘いも思い出として脳裏に残すことができます」と喜びを述べました。そのうえで「私たちは高くて険しい山に登ることができましたが、これで全面解決ではなく、ほかの肝炎患者が登り着くにはまだまだ時間がかかります。全員が頂上に登り着くよう頑張っていきたい」と述べ、救済の対象にならない患者や感染者への支援策を引き続き求めていく考えを示しました。九州訴訟原告の福田衣里子さんも「これで終わりではなく、カルテや記録がない人や病状が悪化して苦しんでいる人たちを救済するためにも、これからも闘い続けます」と述べました。原告・弁護団は、薬害肝炎の問題を第三者機関で検証し、薬害の再発防止に努めることや、治療態勢の整備について被害者と定期的に協議する場を設けることなどを盛り込んだ基本合意書を今月15日にも国と交わし、各地の裁判を早ければ来月上旬から和解によって終結させることにしています。   | 1月11日 18時42分 |
|  |  | 原告 対象外患者にも支援を 1月11日 18時42分
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