2008年1月11日(金)
風間浦診療所長が村内開業を検討
−PR−
県の医療機関統廃合計画により、今年三月で廃止となる風間浦診療所(風間浦村)の大柳博樹所長(54)に対し、村民有志が、四月以降、村内での開業を要望する署名簿を手渡していたことが分かった。署名簿は十六歳以上の約千六百人分で、同年代の村内在住者の70%に当たる。所長は十日夜、取材に対し「これほど多くの署名簿をいただき、とても感激している。お役に立てるかどうか、通院者の通院手段や施設の確保など、さまざま検討している段階だ。一月中には結論を出したい」と話している。
署名活動は、下風呂、桑畑、易国間、蛇浦地区の計十二人が発起人となって行った。十二月十二日から十九日まで、十六歳以上の村民二千二百九十五人中千五百九十七人が署名。署名簿は同二十二日、大柳所長に手渡した。
大柳所長は「地域医療に携わってきた人間にとって、署名は非常にありがたい。ただ、中途半端で(開業すること)は、逆に村民に迷惑をかける」と慎重な姿勢を示す一方で「通院する方の病院への輸送手段、施設の貸借の可否の問題、経営面での見通しなどを検討している」ことを明らかにし、開業の可能性を探っていることを明らかにした。
発起人の一人で、元村長の小野愼一さんは「村は高齢化で患者が急増している。かかりつけ医師がいなくなるのは地域住民にとって大損失」と話し、村に対して協力を打診している駒嶺剛一村商工会長は「建物や医療備品を譲り受けて『地域参画型の診療所』を模索していきたい。冬場の道路確保など、村を挙げて支援したい」と話している。
また、横浜力村長は「大間病院への統廃合は、再編計画で示された通りに進めなければならない。ただ(診療所の)跡地利用の面から考えると、地域医療に志のある方が開業するとしたら、村や北通り三町村、下北全体の医療環境にとって大きなプラスとなる」と期待感をにじませた。
>>HOME
■
PR
・東奥日報CD縮刷版 購入はこちら
・健康志向の冷凍惣菜お試しセット3,000円
・◆今なら小冊子無料進呈!◆信頼のZ会
・ガーデニングの資格が取れる!日本園芸協会のガーデニング講座
最新のニュース
01/11 18:22
八戸で全日本Jrスケート開幕
01/11 16:42
風間浦診療所長が村内開業を検討
01/11 16:42
長男、放火直前に3人殺害か
01/11 16:42
越年在庫前年並み/07年産リンゴ
01/11 14:56
全校集会で心のケア/母子殺害
01/11 14:56
立佞武多 来年1月東京ドーム出陣
01/11 14:55
五所川原市民に窮状と改革説明へ
01/11 13:10
銃刀法違反で長男送検/母子殺害
01/11 13:10
輸出リンゴ 日米が合同検査
01/11 13:10
ブレーキ不具合で特急2本運休/JR
01/11 12:23
事業費抑制へ津軽ダムに監視委
01/11 11:10
台湾向けリンゴの検疫条件緩和か
01/11 11:10
生徒の不安解消へ全力/母子殺害
01/11 09:18
ごみ有料化10月実施先送り/青森
01/11 09:18
二男、恐怖心打ち明け/母子殺害
01/11 09:18
家賃支払い求めエステ店を提訴
01/11 09:17
青森酒販店放火、容疑者が供述
01/11 09:17
弘大医学科の定員増予算化を内示
01/11 09:17
療養病床39%削減/県が計画公表
01/11 09:17
全日制は1.16倍/県立高2次調査
01/10 23:40
3人の死因は失血死/母子殺害
01/10 21:17
プルサーマル変更なし/勝俣会長
01/10 20:44
弘前東照宮、5000万円で落札
01/10 19:37
受験の中3応援 灯油代助成/南部
01/10 18:52
県中学・高校スキーが開幕
東奥日報
ニュース速報
メール配信サービス