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「摂理」のエロ教祖を韓国へ引き渡し

 女性信者に対する強姦(ごうかん)容疑で韓国から国際手配され、中国で逮捕された新興宗教団体「摂理」の教祖、鄭明析容疑者(62)について、中国政府は11日までに韓国への引き渡しを最終決定した。韓国法務省が同日明らかにした。韓国の捜査当局関係者によると、近く送還される見通し。

 摂理は世界基督教統一神霊協会(統一教会)を脱会した鄭容疑者が創設。日本国内にも二千数百人の信者がいるとされ、複数の女性信者が鄭容疑者から性的暴行を受けたとして社会問題化。昨年1月には千葉県警が女性幹部の入管難民法違反(資格外活動)容疑で強制捜査に乗り出した。

 鄭容疑者は韓国の捜査当局が内偵捜査に着手した直後の1999年に国外に逃亡。昨年5月、北京で逮捕され、その後、中国遼寧省・鞍山市の公安当局で取り調べを受けていた。同省の高級人民法院(高裁)が昨年9月に引き渡しを決定。最高人民法院(最高裁)での手続きを経て、今月7日、中国政府が送還を最終決定した。

[2008年1月11日12時35分]

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