中津市は10日、医師不足で産科を休診している中津市民病院に、助産師が産後の相談などに応じる助産師外来を2月から開設すると発表した。助産師の専門性を生かし、地域の産科医療を支援することが目的。
同病院では、年間約200件の出産を取り扱っていたが、昨年4月から医師不足で産科を休診。現在、市内で出産可能な医療機関は民間の医院1カ所となった。このため、「現状でできる限りの支援をしたい」と、市民病院に勤める助産師10人が中心となって助産師外来の設置を検討してきた。
助産師外来は毎週水曜日と金曜日に実施。産後の授乳や育児などについての相談を受け付ける。受付時間は午前8時半‐同11時。3月末までは試行期間として無料で、4月以降の料金は検討中。助産師外来を担当する中山すみ子看護長(56)は「助産師の専門性を発揮し、地域のお産にできるだけ貢献したい」と話している。
市民病院事務局によると、助産師外来は県内では大分市の大分赤十字病院などが設置し、妊婦の検診や相談業務などを行っている。
=2008/01/11付 西日本新聞朝刊=
同病院では、年間約200件の出産を取り扱っていたが、昨年4月から医師不足で産科を休診。現在、市内で出産可能な医療機関は民間の医院1カ所となった。このため、「現状でできる限りの支援をしたい」と、市民病院に勤める助産師10人が中心となって助産師外来の設置を検討してきた。
助産師外来は毎週水曜日と金曜日に実施。産後の授乳や育児などについての相談を受け付ける。受付時間は午前8時半‐同11時。3月末までは試行期間として無料で、4月以降の料金は検討中。助産師外来を担当する中山すみ子看護長(56)は「助産師の専門性を発揮し、地域のお産にできるだけ貢献したい」と話している。
市民病院事務局によると、助産師外来は県内では大分市の大分赤十字病院などが設置し、妊婦の検診や相談業務などを行っている。
=2008/01/11付 西日本新聞朝刊=