2008年1月11日 12時41分更新
中津市民病院の医療体制について話し合う専門部会が10日夜、開かれ、新しい病院の診療科目に脳神経外科と整形外科が設置されることになりました。
専門部会は中津市民病院の会議室で開かれ、病院関係者や地元医師会の医師などが出席しました。
この中で、新しい病院に今ある15の診療科目に加えて脳神経外科と整形外科を設置する案について検討が行われました。
その結果、医師の確保が難しいなどとして慎重な姿勢を示してきた地元医師会が提案を受け入れたことから、新しい病院には脳神経外科と整形外科が設置されることになりました。
中津市民病院は国立中津病院から市が運営をひき継ぐ際に脳神経外科や整形外科を廃止しましたが、交通事故で重傷を負った患者への対応が十分にできなくなるなど、地域の医療体制に不安を残していました。
新しい中津市民病院は来年・平成21年に着工し、24年の完成を目指しています。