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ピストンリング3社、中国で生産拡大−車メーカーの増産に対応
ピストンリング3社は08年度に、中国でピストンリングの生産を拡大する。リケンは07年9月比で約10%増の月産130万本、日本ピストンリングは同4倍の月産160万本に引き上げる。TPRも2014年をめどに、月産2000万本と現行の2倍にする。日系自動車メーカーの中国での増産に対応するとともに、07年夏の新潟県中越沖地震被災による“リケンショック”を教訓に生産補完体制の拡充につなげる。
リケンは、中国の全額出資子会社「理研汽車配件」(湖北省武漢市)での生産を段階的に増やす。08年度に130万本、「近いうちに200万本」(小泉年永社長)まで引き上げる。旧型設備を刷新し、OEM(相手先ブランド)向けを中心に日系自動車メーカーの生産増強に備える。
(掲載日 2008年01月11日)
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