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日本化薬、2010年度売上高2000億円に−衣料用色材を中国で強化
日本化薬は10日、2011年5月期に売上高2000億円(07年5月期1481億円)、営業利益260億円(同135億円)とする中期経営計画を明らかにした。衣料向け色材事業で中国での販売を強化するほか、自動車エアバッグ用小型ガス発生装置の生産を中国、メキシコ、チェコで拡大して計画を達成する見通し。
色材事業では、中国江蘇省無錫市など2カ所に製造会社があるが、5月までに2製造会社の販売を統括する現地法人「中国支社」を上海市に設置する。
同支社で営業販売以外に、技術サポートなどのサービスも徹底し、現地の顧客と密着した販売体制を構築する。
同社が手がける色材は水溶性染料や蛍光染料などがあり、衣料用途のほかに、カーテンやベルト、自動車用シートなどに需要が伸びているという。
(掲載日 2008年01月11日)
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