新年互礼会には倉敷地区の企業関係者などおよそ100人が出席しました。倉敷商工会議所の大原謙一郎会頭は最近の経済情勢に触れ「賢く慎重な舵取りが必要」と企業経営者に呼びかけました。また今後の運営が懸念されている倉敷チボリ公園について「文化性・公共性のある公園として今後も存続するように」と願いを述べました。出席者らは互いに新年の挨拶を交わし今年1年の健闘を誓いあっていました。
必勝祈願を行ったのは、監督就任2年目を迎える古毛堂 剛監督をはじめ、選手、スタッフ30人です。昨シーズンは、都市対抗に出場を果たしたものの、1回戦敗退。また、日本選手権では中国予選の予選リーグで敗れるなど、満足な結果を残すことが出来ませんでした。投手陣の柱だった岡本がプロ入りするなど、今シーズンは、投手陣の整備が大きな課題となってきます。必勝祈願を行った選手たちは、弓削和弘部長から「目標は都市対抗に出場し、勝つこと」と激励を受け、JFE西日本としての都市対抗初勝利を誓い合いました。JFE西日本は、今月14日から福山市で強化合宿に入り、2月には、高校・大学を卒業した6人の新人が加わることになっています。
この人形劇は玉野市沼にある林原類人猿研究センターの職員4人が上演しているものです。上演された劇は、森林伐採を進める人間によってチンパンジーが生息する森林が奪われていく内容で、子供たちに自然保護に対する関心を持ってもらうのが狙いです。鑑賞した83人の全校児童は、自然破壊が最終的に人間の生活にも悪影響を及ぼすことを学び、ティッシュペーパーや割り箸など木材からできた製品を無駄に使っていないか身の回りの生活を見直し、自分たちに何ができるか考えていました。林原類人猿研究センターでは、市内外の幼稚園や小学校から依頼を受け、人形劇の上演を行っており、学校での環境学習の一環として活用してもらいたいとしています。
PRを行ったのは倉敷警察署地域課の署員に加え中洲こどもパトロール隊などおよそ15人で、110番の日をアピールするチラシを通行する人々に手渡しました。最近では110番通報のおよそ7割が携帯電話からの通報となっていて「携帯電話で通報したあと電源を切らない」など具体的な注意事項がチラシを通して呼びかけられました。また、ひったくり事件に遭遇したとの想定で実際に携帯電話から110番通報する体験も行われました。通報者を体験した人は、警察からの問かけにしたがって犯人の人相や服装などをはっきり、落ち着いて伝えることなど学んでいました。
会場には、古信楽の技法で作られた茶碗や花器などおよそ80点が並んでいます。愛知県西尾市出身の松川 広己さんは、大学卒業後、信楽焼の作家神崎 紫峰さんに師事し、現在は、瀬戸内市邑久町の穴窯で作陶活動を続けています。穴釜は焼き窯の原点とされる窯です。登り窯に比べて、燃焼効率が悪く、窯内部の温度むらが大きい事から大変扱いにくいとされていますが、松川さんは「火の表情がおもしろい」と話します。展示された作品は、赤松の灰や炎の織り成す緋色・焦げ・窯変等の様々な表情を出し、古信楽時代の土のぬくもりや素朴で野生的な穴窯独特の魅力を見せてくれます。松川広己さんの作陶展は、今月14日(月)まで倉敷市中央の倉敷・中央画廊で開かれています。