2008/01/09(水) 09:29:44 [メディア/意見書]
投書「独裁者になりたい」ではじまった
朝日新聞の年始一考
「独裁者になりたい」元旦から朝日に載った「ヘンな投書」
朝日新聞(ちょうにちしんぶん)、アカヒ新聞等々“愛称”に加え、昨年は「アサヒる(捏造すること)」という流行語まで生み出した天下の朝日新聞。その“独特の報道姿勢”は、この年末年始もパワー全開だった。週刊新潮 1月17日号記事(33〜34頁)より参照のため引用/写真は同記事。新潮誌(1月17日号)より参照のため引用。
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高所から見下して同情してみせる「偽善」
中国共産党の機関紙「人民網(人民日報)」の提携紙・朝日新聞特有の情報操作、捏造、欺瞞性については、有志ブログの多くがあつかわれて来た問題と思う。諸氏の英邁な指摘と論及に敬意を表し、小ブログからも短稿を呈する。表題に採り上げられている「声」(朝日新聞の読者投稿欄)掲載の投書については、「これは酷い」とのご指摘を小ブログの読者からいただいていた。新潮誌(1月17日号)も採り上げているので紹介する。
この日の「声」欄のテーマは『私の夢』であった。誌面に云く、『「独裁者になりたいよ〜」。テレビでニュースを見ていると、つい叫んでしまう」。そんな書き出しの読者投稿が掲載されたのは、元旦の同氏「声」欄だった。宮城県在住、52歳の主婦は、続けて書く』と。問題のその内容について、誌面に云く、『そんな私が2008年、ついに念願の「一日独裁者」になりました。仕事場をのぞいてみましょう。/「薬害肝炎は一律救済の芽は出てきました、原爆症の方々にも同様の措置をとりなさい」(中略)「おにぎりが食べたいという遺書は哀れすぎる。生活苦から保護を求める人には給付しなさい」「年金照合に何年もかかる?フリーターを雇い手伝ってもらいないさい」』と。
また、拉致問題についても、云く、『独裁者会談をして、私が全員連れ帰る。日本の強制連行の賠償が先だって言われる?じゃ、お金をたくさん用意して」』と。さらに、『国庫にそんなゆとりはないと抵抗する側近にも、「独裁者はにこり。「友人のビル・ゲイツとイチロー、松坂、トヨタ自動車の渡辺社長に連絡してください」』と。以上、「また引き」で恐縮だが、当日の紙面にはつらつらと書き綴(つづ)られているとのこと。
紙面の写真(新潮誌より)
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投稿主の「人物像」を考える
瑣末な直感による推察に過ぎないが、上述の投稿者(「主婦」)は、あるいは学校教師、またはその関係者ではないか、と。ふとその印象を抱いた次第である。個人的にではあるが、これまでの「仁義なき啓蒙」の中で、その対象に日教組の構成員諸氏もいたことは申し述べるまでもない。表題の記事に触れ、かの人々が異口同音に語っていた言葉をここに想起したのである。当然、「もしも」という前提ながら、「私が絶対権力者であったならば」「1日でも独裁者になれたのなら」等々。上述の投稿と二重写しに思えてならない言資があった。これが、独自の視点ながら短稿を呈した理由でもある。
「絶対権力者」になれたのなら云々と。かの人々が口にする背景には、良識の反駁に遭い、あるいは良識の監視が強まり、以前ほどの「好き勝手」が出来なくなった。主力の年齢層が「定年退職」の域に差しかかり、構成員の「自然減」も加速し、組織も衰退の一途をたどっている。いわば、同組織内に広がり始めた焦燥感が日教組にはある。その反動か、リバウンドか。あるいは、北朝鮮を礼賛し、全体主義を指向して来た思想的な系譜から「独裁者になれたのなら」という妄想が突出して来ているのではないか、と。そのように分析できる。表題誌面では、高所から見下して同情してみせる「偽善」(要旨)、とあくまで朝日新聞の記事に要約して指摘してはいる。だが、同紙を愛読する世の中を「アサヒる」集団の「焦燥感」の表れ、とも見て取れるのである。
殊に、日教組の場合は、教育という本来は大切な場で、子供たちを人質にとって「アサヒる」ため看過はできない。件の「君が代不起立」運動の執拗さもまた同組織の病理を象徴するものであろう。先稿で、読者から「先生が怖くて日の丸が好きだ、と云えなかった」(要旨)とのコメントをいただいた。心が痛む。学校で途方も無い自虐史観を教え込まれ、それが一種のトラウマとなって苦しんで来られた方は多いことと思う。ネットに出会い、ようやくそのトラウマを解消つつある。そのような方も数多くおられる。「仁義なき啓蒙」が広がることを。
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抗日ビラの印刷と販売
新潮誌の記事には、上述の『「声」』欄の他に、コラム「素粒子」(1月4日付)にも触れている。朝日新聞の同コラムに云く、『このコラムを担当するにあたり、三が日をホームレスの人たちと過ごした。昼間は越冬炊き出しを手伝い、夜は路上に寝る。/冷蔵庫の中に横たわっているようだった。夜明けの気温2度。見れば東南の空に煌々(こうこう)と月。あちこちの段ボールから咳(せき)が止まない』と。
このコラムに観られる同紙の傾向について、勝谷誠彦氏の指摘も紹介されている。云く、『こうした“貧乏ぶりっ子の所作”、つまり上から見下して同情してみせる偽善は、まさに築地をどりの本領です。我々は弱者の味方だとアピールしたいのでしょうが成功していない。大体、缶を拾い、コンビ二のゴミ箱を漁って食料を確保する昼間にこそ、ホームレスの人生は凝縮されている。炊き出しにまわってどうするの。どうせ自分はいいもん食ってたんだろうし』と。同氏のスタンスには、個人的に違和感を感じる時はあるが、同記事では、テレビ番組と同様の同紙の虚構性、からくりをよく指摘しておられるように思う。
この朝日新聞は、中共(中国共産党)の主要機関紙(国営紙)である人民網(人民日報)とは正式な提携関係にある。人民網では「中日飛鴻」と称する日本語欄を朝日新聞が担当。朝日新聞では、国際欄の中で人民網をあつかっている。ただし、それは表向きの分担であって、両紙は本質的に一心同体である。 そう認識すれば、同紙の反日・反社会性、捏造による情報操作、人を「人」とも認識しない欺瞞等に観られる「中国共産党」ばりの特有のスタンスと、報道の次第が判りやすくなる。すなわち、朝日新聞の読者は、ラベルを張り替えた「人民網」を読まされているに等しい。抗日ビラの印刷と販売。同紙の『社是』と指摘してよい。不買を。
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【筆者記』
誌面には、JR御茶ノ水駅で、『中国人2名』が警察官をホームから突き落とし、右足切断、頭部骨折の重症を負わせた事件(12月22日)について、朝日新聞が単なる「人身事故」としてあつかい、『中国人の犯罪を隠蔽』。その報道スタンスに猛然と抗議された有志諸氏の様子も紹介されている。諸氏に心より敬意を捧げる。
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読者のみなさまにはお忙しい中、ご訪問をいただき感謝しています。ここに、新たに記事をアップさせていただけたことを有難く思います。 拙い記事に対し、有志のみなさまより、内容を的確にフォローいただくコメント、身を案じてくださるコメントに感謝します。昨今、売国事例と呼ぶべきさまざまな事件、不祥事が露呈していますが、良識の力によってこれらを今周知・打開し、未来の教訓とすべき「日本復刻」への確かな前兆と筆者は観ています。先ず膿を出し切って、病を治す。これもまた自明の道と思います。
一日一日を大切に、みなさまと共に考え、真実を共有できればと願っています。事実を指摘する批判は「悪口」ではなく、真実を掘り出し、その共有のために不可欠です。また、真実の共有はすべての第一歩です。正論は真実から生まれ、良識の声は必ず力になる。辛抱強く支えていただき、共に闘ってくださるみなさまに心より感謝します。
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2007/05/18 00:00 設置
Author:博士の独り言
いかなる組織、団体とも無縁の日本人発行のメルマガ、およびブログです。初期のように、プロフィールと写真を掲載すべきと考えておりましたが、迫る身の危険回避の意味からも自重すべし、との筆者をよく知る友人らの制止により、現在は「博士の独り言」として活動しています。活動自体も全く無収入です。