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飯田市立病院:眼科を4月から縮小 常勤医3人が不在に /長野

 飯田市立病院は9日、今年4月から眼科診療を縮小すると発表した。同科の常勤医師3人全員が同月までに不在となり、医師確保の見込みが付かないためで、最悪の場合には眼科の診療ができなくなる可能性もある。

 同病院によると、眼科の医師3人のうち、3月末までに開業と出産で2人が退職。もう1人も派遣元の信州大に戻るため、全員が不在となる。同病院では診療日を限って診療を継続したい考えだが、医師確保のめどは立っていない。

 このため、3月末までに眼科の入院患者に退院または転院を求めるとともに、2月からの診療については、完全予約制とするという。同病院経営企画課は「診療継続のため、各方面に医師確保のお願いをしている。なんとか部分的にでも診療ができるよう努力している」と話している。

 また、同病院では産科医不足のため4月から、里帰り出産と飯田市・下伊那郡以外の妊産婦の出産について、原則として受け入れないことを明らかにしている。【仲村隆】

毎日新聞 2008年1月10日

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