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2008/01/09 17:18 KST
李次期大統領、アラブ首長国連邦にT−50購入要請


【ソウル9日聯合】李明博(イ・ミョンバク)次期大統領が、アラブ首長国連邦のムハンマド・アブダビ皇太子に宛て、国産超音速高等訓練機T−50が同国の次世代高等訓練機に選定されるよう関心と配慮を求める書簡を送った。朱豪英(チュ・ホヨン)報道官が9日に明らかにした。

 李次期大統領は書簡を通じ、両国間の包括的産業協力と航空産業協力が着実に進んでおり、T−50の購入は両国の確固たる協力関係の構築に役立つものと強調した。あわせて、アブダビ皇太子の早期訪韓も要請している。

 韓国の技術で製作されたT−50は昨年11月、イタリアのM−346とともにアラブ首長国連邦の次世代訓練機の候補に選定された。早ければ来月中にも購入機種が決まる予定だ。同国は40〜60機の訓練機購入を進めており、T−50が選定されれば輸出総額は25〜30億ドルに上るものと予想される。