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防衛省改革会議:情報流出への対応策を議論

 防衛省発足から1年を迎えた9日、政府の「防衛省改革会議」(座長・南直哉東京電力顧問)の第3回会合が首相官邸で開かれ、「厳格な情報保全体制の確立」をテーマに議論した。秘匿性の高い特別防衛秘密であるイージス艦情報の持ち出し事件など、相次ぐ情報流出問題への対応策を講じることが狙い。

 委員からは「情報漏えいの罰則は現行(最高刑・懲役10年)のままでいいのか」と再検討する必要があるとの意見が出た。国会議員を対象に「秘密会」制度を設け、防衛情報を提供する際に守秘義務を課すべきだとの指摘もあった。次回は装備品調達の透明性に関して議論する。

 これに関連し、福田康夫首相は同日、防衛省発足1年について記者団に「国民の信頼に足る省になってもらいたい。現状では残念ながらそうなっていない」と述べ、抜本的改善が必要との認識を示した。【田所柳子】

毎日新聞 2008年1月9日 22時49分

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