2008年1月9日 18時24分更新
2件の強制わいせつ事件で起訴された福岡の学校法人「都築総合学園」の前の総長が、運営する大学のバスの中で女性職員の体を無理やり触ったとして再逮捕されました。前総長の逮捕は3度目です。
再逮捕されたのは福岡県を中心に全国で学校法人を運営する「都築総合学園」の前総長、都築泰壽容疑者(71)です。
警察の調べによりますと、都築前総長は去年8月、福岡県太宰府市にある運営する大学のバスの中で23歳の女性職員の体を無理やり触ったとして、強制わいせつの疑いがもたれています。
これまでの調べによりますと、当時、大学では入学希望者を対象とした見学会が開かれていて、入学希望者や保護者、それに職員などおよそ30人を乗せたバスの中で、都築前総長は被害者の女性を後ろの窓際の席に連れて行き、自分の上着を女性にかけておよそ15分間にわたって体を触ったということです。調べに対し、都築前総長は容疑を大筋で認め、「女性がかわいくて好きだった」と供述しているということです。
都築前総長はこの女性職員など2人の体を無理やり触ったとして、すでに2件の強制わいせつ事件で逮捕・起訴されていて、逮捕は3度目になります。