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野球:巨人に続きオリックスも金東柱獲得に名乗り

 今オフ、FA(フリーエージェント)資格を獲得する斗山の金東柱(キム・ドンジュ)に、日本球団らが熱視線を送っている。

 巨人に続き、今度はオリックスが獲得競争に乗り出した。

 夕刊フジは5日、「オリックスが金東柱を獲得候補に挙げた」と報じた。

 同紙は加えて「オリックスが金東柱とともに、6年連続2ケタ勝利をマークしている斗山のダニエル・リオス、SKのレイボーンに興味を示している」と伝えた。オリックスが外国人選手獲得と関連して、メジャーではなく韓国市場攻略に乗り出したのだ。

 また、オリックスはすぐさま小林球団本部長補佐をはじめとするフロント3首脳を韓国に派遣し、金東柱ら獲得候補3人を集中チェックする方針だ、と同紙は付け加えた。

 巨人はオリックスに先立ち、先月21日にSK-斗山戦が行われた蚕室球場にスカウトを派遣して金東柱のプレーをチェックし、獲得意思を示している。

 このように日本球界が金東柱に熱視線を送っていることから、その年俸も急騰する兆しを見せている。韓国ではすでに現所属チームの斗山が金東柱を残留させる方針を打ち出している。残留となれば、サムスン・沈正洙(シム・ジョンス)の現役最高年俸額を更新するかが注目される。沈正洙は04年末にFA資格を得て、現代からサムスンに移籍、4年総額60億ウォン(約7億円)で契約を結んでいる。

 FAを控えた金東柱に対する日本球団らの関心が高まっているのは、彼が国際大会で印象的な活躍をした上に、今季も好成績を挙げているためだ。金東柱は5日現在、打率3割2分8厘で打撃成績3位につけているのをはじめ、73打点で6位、本塁打18本で7位、出塁率4割6分6厘で1位など、打撃全部門で上位につけている。はたして金東柱は日本と韓国のどちらを選ぶのだろうか。その行方が注目される。

ソン・ジンヒョン記者

スポーツ朝鮮/朝鮮日報JNS
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