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野球:楽天、金東柱獲得方針を表明

 楽天が、斗山の4番金東柱(キム・ドンジュ)を獲得する方針を表明した。

 スポーツニッポンは15日、「楽天が金東柱内野手(31)の獲得を目指していることが明らかになった」と報じた。日本のメディアで金東柱の獲得説が取り上げられたのは今回が初めてだ。

 同紙は、2006年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)と00年シドニー五輪、04年のアテネ五輪で韓国代表の4番として活躍した経歴を紹介した。また今季は打率3割2分2厘、19本塁打をマーク。豪快な打撃が魅力のスラッガーと付け加えた。

 楽天の山下編成本部長は8月、金東柱視察のため蚕室球場を訪れている。また当時来韓した日本代表・星野監督も「パワーがある割に柔らかい」と高評価を与えている。

 楽天が金東柱獲得を正式に打ち出した背景には、金東柱の実力のほか、チーム事情が関係している。楽天はこれまで1度もAクラス入りを果たしたことがなく、また外国人選手フェルナンデスの去就が微妙な状況だ。よってフェルナンデスが去る場合に備え、獲得候補の一番手として金東柱をマークしているわけだ。

 さらに楽天は今季韓国プロ野球で最多勝(22勝)と防御率1位(2.07)に輝いた斗山のダニエル・リオスの獲得調査も進めている。またオリックスも金東柱とリオスに対して興味を示していることから、今オフ韓国と日本で争奪戦が繰り広げられることが予想される。

OSEN/朝鮮日報JNS
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