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地球観測衛星 画像にトラブル

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地球観測衛星「だいち」は、宇宙航空研究開発機構が550億円かけて開発した衛星で、2.5メートルの物を見分ける高性能のカメラなどを搭載し、国土地理院が行う2万5000分の1の日本地図の作製に活用されることになっていました。ところが、衛星側の技術的なトラブルから、予定していた精度で地上の画像の一部が撮影できず、地図の作製に影響が出ていることがわかりました。宇宙航空機構によりますと、この地図の作製に使うデータは高さについては5メートル以内の誤差が要求されますが、姿勢制御の問題で誤差が6メートル前後になるケースがあるということです。また、圧縮して送られてきたデータを元の画像に戻すと、場所によっては道路と建物の境界線などを見分けることができないということです。宇宙航空機構は「事前のテストでは把握できなかったが、十分に想定できたトラブルだった。プログラムを改良するなどして、できるかぎり予定の精度に近づけたい」と話しています。また、国土地理院は「もともと、だいちのデータだけで地図を作ることを考えていたわけではないが、航空写真を使ったこれまでの方法を一部効率化できると期待していただけに残念だ」と話しています。
もどる1月9日 16時1分
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