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鳥居 泰宏(とりい やすひろ) ノースブリッジ・プラザ・ファミリー・クリニック メルボルン大学医学部卒。日本人在住者の多いシドニー北部ノースブリッジで一般開業医を始めて18年。穏やかな語り口が印象的な優しい先生として知られる
*6種混合の導入……従来の3種混合(ジフテリア、破傷風、百日咳)に加えて、B型肝炎、Hibとポリオも含まれます。今まではこのコンビネーションで注射が2本と飲み薬が1つでしたが、これが注射1本ですみます。 *2、4、6カ月の予防接種は、上記の6種混合と肺炎球菌(Prevenar)の注射2本になります。 *生後18カ月で水疱瘡の予防接種がスケジュールに加わりました。2004年5月1日以降に生まれて水疱瘡の接種を受けていなければ、やはり受けることができます。もし何かの理由で予防接種をしていなかったり、既に水疱瘡にかかっていなければ12歳で学校で接種できます。 *4種混合の導入……今までの4種混合は3種(ジフテリア、破傷風、百日咳)とB型肝炎の混合でしたが、これからは従来の3種とHibの混合で、4歳の時に風疹、おたふく、麻疹の混合と同時にします。 *日本で既にいくつかの予防接種を受けている場合は、足りない接種を順を追ってしていくことになりますが、一番多いケースはポリオを追加しなければならないことでしょう(日本では2回なのに対し、オーストラリアでは4歳までに4回です)。11月1日からは経口ポリオは廃止され、上記の4種、あるいは6種混合に含まれているポリオとしての注射しかオーストラリア政府は無料で配給しません。 単独でポリオだけをしなければならない場合は、薬局かGPでこの注射液を購入しなければなりません。おそらく、在庫をそろえているGPでしたら薬局よりも安く購入できると思われます。 *日本でされていない接種(肺炎球菌、髄膜炎、Hib)に関しては年齢に応じて必要なものをしておけばいいでしょう。肺炎球菌(Prevenar)は2歳まで、髄膜炎(Meningitec)は19歳、そしてHibは5歳までが対象です。
*オーストラリアで生活していて、不思議に思ったこと、日本と勝手が違って分からないこと、困っていることなどがありましたら、当コーナーで専門家に相談してみましょう。質問は、相談者の性別・年齢・職業を明記した上で、Eメール(npeditor@nichigo.com.au)、ファクス(02-9283-7646)、または郵送で「日豪プレス編集部・なんでも相談係」までお送りください。お寄せいただいたご相談は、紙面に掲載させていただく場合があります。個別にご返答は致しませんので、ご了承ください。
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