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生活扶助額削減、09年度から段階的に・厚労省見直し案

 厚生労働省は生活保護給付の見直し案を固めた。焦点となっている食費などの生活費(生活扶助)は都市部で減らす一方、地方では増額する。また、働いた収入の一定額を生活扶助に上乗せする「勤労控除」の枠を拡大する。生活扶助の総額引き下げは2008年度は見送り、09年度から3年程度かけ段階的に実施する。

 この結果、来年度の生活保護給付全体の総額は今年度並み(2兆円)になる見通し。政府が来週に固める来年度予算については、今回の厚労省案が盛り込まれる見通し。厚労省は、一般世帯と比べ高めになっている生活扶助の水準を08年度から引き下げる方針だったが、「生活保護世帯の生活が厳しくなる」などの声に配慮。段階的な引き下げへと方針転換する。(18:02)

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