自転車酒飲み運転立件 仙台南署、容疑の68歳書類送検
酒に酔って自転車を運転したとして、仙台南署は8日までに、酒飲み運転の疑いで、仙台市若林区の無職男(68)を書類送検した。南署は、男が署員の注意を聞かずに運転を再開したことから、立件に踏み切った。南署によると、自転車の運転者が飲酒運転容疑で立件されるのは珍しいケースだという。
調べでは、2007年12月6日午前10時ごろ、若林区沖野6丁目の市道で、酒に酔って自転車を運転した疑い。
南署によると、同日午前9時ごろ、近くの道路脇に自転車を倒して座り込んでいる男を住民が見つけ、同署に通報した。男は焼酎などを飲んでいて、泥酔状態だった。
男は駆け付けた署員に「大丈夫、1人で帰れる」と答えた。署員は自転車を引いて帰宅するよう指導したが、数十分後、近くの車道で男が自転車に乗って蛇行しているのを発見したという。