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【三重】

時間外救急、土曜も対応 名張市立病院が小児科医を増員

2008年1月9日

 名張市立病院の小児科が新年から医師を一人増員して三人体制になった。このため、同科の時間外救急はこれまでの火、木曜日夜間に加え、土曜日の昼・夜間も実施することになった。十五日から。

 小児科の診療体制は、月曜日から金曜日までの午前中が診察、午後は予約、予防接種など。時間内救急は月曜日から土曜日までの午前午後。時間外救急は火曜、木曜、土曜の夜間、時間外に対応する。

 亀井利克市長は、今回の小児科医師増員について「今後とも小児科医師の増員に努め、計画している小児医療センター、療育センターの設置を目指したい」と話している。

 同病院小児科の診療・救急体制は、一九九七年の開院時は医師二人で外来、入院、救急に対応したが、二〇〇五年七月から、医師の引き揚げで非常勤医師一人による外来診療、同年十一月には三重大から派遣の常勤医師一人による外来診療実施、〇六年四月に関西医大から派遣の医師一人による外来診療を実施。昨年一月からは関西医大から医師一人の派遣を受けて二人体制で外来診療のほか入院、時間内救急、火・木曜日の夜間・時間外救急を再開していた。

 (川合正夫)

 

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