仙台市のタクシー増車、禁止に 緊急調整地域に指定2008年01月08日19時04分 国土交通省は8日、仙台市をタクシーの増車や新規参入を禁止する「緊急調整地域」に9日から指定することを正式に決めた。指定期間は8月末までで、状況が改善されなければ指定を継続する。 冬柴国交相から諮問を受けていた運輸審議会が8日、指定は適当だと答申した。答申によると、仙台市ではタクシー車両数が増加し、運転手の営業収入が大幅に減少。事故や苦情件数も全国平均を上回っており、「需要に対し供給が著しく過剰」と結論づけた。 緊急調整地域の指定制度は、02年にタクシーの増車や新規参入が自由化されたときに導入された。これまでは「事故の増加率が2年連続で全国平均を上回る」など適用要件が厳しく、指定されたのは02〜06年の沖縄本島だけだった。今回は、事故件数の要件を緩和し適用が可能になった。 PR情報この記事の関連情報暮らし
|
ここから広告です 広告終わり どらく
一覧企画特集
特集
朝日新聞社から |