おカタイ話が続いたので今日は少し肩の力を抜いて僕が尊敬する先輩の話。
尊敬する先輩はたくさんいます。タモリさん、鶴瓶師匠、おすぎさん、ゴリさん、ケンドーコバヤシさん、品川さん、小沢さん、大谷さん・・いやそりゃ挙げていけば限がないんだけど、それらの先輩方と圧倒的な違いを見せるのがアッハー小泉という男。
僕の一つ先輩にあたる東京NSC4期生は3つに分類されて呼ばれるらしいです。
インパルス、ロバート、森三中を中心とした、華4期。
コンマ二センチ、POISON GIRL BANDを中心とした、裏4期。
そしてアッハー小泉という男が単独で属しているのが、ゴミ4期。
今日はこのゴミ4期アッハー小泉さんにフィーチャーしたいと思います。
馬場ちゃん繋がりでアッハーさんとは本当によく遊んでもらう事が多いんだけど、その都度僕はアッハーさんの凄みを見せつけられます。
初めてサバイバルゲームをした時もそう。
ドランクドラゴンさんや、板さんや、馬場ちゃん、博、といった面々にアッハーさんも混じって山でサバイバルゲームをしました。
ルールはいたって単純。
2チームに分かれて、相手チームを全滅させるか、もしくは相手チームの陣地に攻め込んでいってスイッチを押すか。スイッチを押すと山中にサイレンが鳴り響き終了となります。
ゲーム開始早々、アッハーさんは自分の陣地のスイッチを間違えて押し、山中にサイレンを響かせます。「スイッチを押す」という事で頭がいっぱいになっていたらしいです。
あっけなく終了したゲームに不思議そうな顔をしたメンバーが集合します。
正直に事情を話したアッハーさんはもちろんボコられました。
リアルサバイバルゲームです。
なにより苦労して木の上に登って潜んでいた塚地が可愛そうでした。
それから5時間以上経ったでしょうか、何ゲームもして日も暮れてきたので次でラストゲームという事になりました。
僕チームは板さん、馬場ちゃん、アッハーさんでした。
作戦としては僕と板さんと馬場ちゃんの3人で攻めて、アッハーさんは自陣のスイッチを守る役割でした。
そしてラストゲーム開始。まもなく山中に終了のサイレンが鳴り響きました。
「うおぉぉー!」という鈴木さんの雄叫びが聞こえました。
どうやら鈴木さんが僕達チームのスイッチを押したらしいです。
おそらくスイッチを守っていたアッハーさんが鈴木さんに撃たれたのだ・・・と思っていましたが、全員集合時に話を聞けば「撃たれてはいない」とアッハーさん。
「え?じゃあ、鈴木さんがスイッチを押しに来たの気づかなかったんですか?」と問うと、
「気づいてたよ、鈴木さんがバーッとスイッチを押しに走ってきたの」とアッハーさん。
「え?え?その鈴木を撃たなかったんですか?」と問うと、
「撃ったら銃声で僕の居場所がバレんじゃん!」とアッハーさん。
「え、でも、撃ってやっつけないと、スイッチ押されちゃうじゃないですか?」
「違うよ西野くん!鈴木さんをやっつけた所で他に敵が潜んでいるわけだから、居場所がバレちゃマズイでしょ」
「いや・・バレるもバレないも、スイッチが押された時点でゲーム終了なんですって!」
「だからさぁ〜西野くん。よく聞いて、あのね・・・」
僕は諦めました。
きっと何年かけても理解してもらえないのだと思えたからです。
5時間以上やって、まさかルールを把握していないとは思いもよりませんでした。
目の前でアッハーさんがボコられていました。
サバイバルゲーム人口は多かれ、実際に顔を腫らして傷だらけになって帰ったのはアッハーさんくらいではないでしょうか?
ルールなんかに縛られない、アッハーさんは大きいです。
サイパン旅行で・・砂浜に2mくらいの穴を掘ってアッハーさんにシュノーケルをくわえさせて砂の中に縦にして埋めた時も、
北海道旅行で・・酔っ払った僕が「俺の想像力は無限大。アッハーさんのケツで女の子のケツをイメージできるぞ!」と豪語して、皆が見てる前でケツを出して四つんばいになったアッハーさんにシコシコで僕の精子をブッかけた時も、
砂浜から出てきたアッハーさんの、ケツに精子をかけられたアッハーさんの第一声は
「もうっ」
でした。
カッコ良すぎるよ。
後輩に埋められて、後輩に精子をかけらえて「もうっ」だ。
僕にはまだできない。
僕ら呑み仲間のアイドルたる所以だ。
僕はアッハーさんが世に出て欲しいと思います。
なので自分の都合のつくラジオなんかにはゲストで来ていただいて、アッハーさんの魅力を伝えていく努力をしています。
でもきっと世には出てこないと思います。
それには絶対的な理由があります。
面白くないからです。