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2007年12月10日

移植手術費用で街頭募金 「ほのかちゃんを救う会」が長浜で

テーマ:記事
 原因不明の難病、拡張型心筋症と闘う近江八幡市の会社員、福本裕司さんの長女、穂香(ほのか)ちゃん(1)=写真=の心臓移植実現を目指す「ほのかちゃんを救う会」(田中初代表、事務局=近江八幡市鷹飼町)は九日、長浜市元浜町の黒壁ガラス館前と、同、NPO法人まちづくり役場前で、移植手術費用の街頭募金を行った。
 国内では、臓器移植法で十五歳未満の脳死による臓器提供が事実上禁止され、心臓移植が極めて困難なことから、主治医らのアドバイスでドイツでの移植手術方針が示された。しかし莫大な経費が必要なことから、先月、裕司さんの同級生ら十人余りを中心に救う会を結成。県内を中心に五十人余りが募金活動をスタートさせていた。
 会の募金目標額は手術費、現地滞在費、渡航費などを含め八千八百万円。渡航予定の来年一月中旬に間に合わせて集めたいとしているが、七日現在三千四百九十四万五千十九円と三割強。このため広く県内外での募金を呼びかける方針。
 穂香ちゃんは現在一歳三カ月。昨年十二月に発症し、拡張性心筋症と診断された。ホームページ上で募金状況や募金振り込み口座などを紹介している。