福岡県の市町村の教育行政のトップが、きょう一堂に会して緊急会議を開きました。

会議のテーマは「いじめ」と「命に関する教育」です。

きょう午後4時から福岡市で開かれた臨時教育長会議には、県内68の市町村の教育長が出席しました。

はじめに福岡県の森山良一教育長が「子供を取り巻く状況は危機的な状況にあります。

現在の状況を重く受け止め、いじめや命の問題に確実にすばやく対応して下さい」と挨拶しました。

この会議は、中学生の自殺が相次いだことからいじめ問題への対応や命に関する教育を充実させようと緊急に開かれたものです。

会議では、いじめを早期発見するためのチェックリストを活用することや、自然体験や飼育・栽培などを通して命の大切さを子どもたちが実感できるように体験的な教育を充実していくことなどが確認されました。