福岡県筑前町で、中学2年の男子生徒がいじめられていたという遺書を残して自殺してから、きょうで1か月となります。

原因究明を進める調査委員会はできたものの、実態解明が進んでいない現状に遺族は苛立ちを募らせています。

いじめられていたという遺書を残して自殺した、中学2年の男子生徒の自宅には、きょう午前、校長らが弔問に訪れましたが、実態解明につながる具体的な報告はありませんでした。

一方、筑前町が設置した調査委員会は今後、在校生全員を対象に委員会独自のアンケートを実施し、いじめの実態解明や自殺との因果関係を調べることを決めました。