対策本部が初会合
対策本部が初会合 11/06 12:17

福岡県筑前町で、中学生がいじめを苦に自殺した問題を受けて、福岡県教育委員会が今月設置した、「いじめ防止対策本部」の1回目の会議が、きょう開かれました。

いじめ防止対策本部の初会合には、本部長の森山良一教育長をはじめ、担当の部課長ら11人が出席し、冒頭、森山本部長は、「いじめ対策の福岡方式を構築し、全国に発信していきたい」とあいさつしました。

きょうの会議では「いじめは存在する」という前提に立って、早期発見に努力し、その改善を評価する制度の明確化や、子供が安心してSOSを発信できる態勢などについて早急に検討に入ることを確認しました。

また、北筑後教育事務所に専属チームを派遣し、筑前町が近く設置する調査委員会の支援に当たることにしています。