福岡県筑前町で中学生が自殺した問題で、この生徒の両親がけさ、筑前町長を訪れ町の教育委員会などが作るいじめの調査委員会に、遺族の代表や第三者を参加させるよう申し入れを行いました。

自殺した中学2年生の男子生徒の両親はけさ、筑前町の手柴豊次町長を訪問しました。

筑前町は、いじめの実態を明らかにするために、教育委員会や町議会議員、それにPTAの代表らによる調査委員会を設置することを決めていて、両親はこの調査委員会に、遺族の代表と第三者の識者を参加させるよう申し入れたものです。

両親によりますと、これまで委員会の設置について遺族側に相談がないことから、メンバーが学校関係者に偏ることを懸念しているということです。

申し入れに対して町長は「できるだけ対処する」と返答したということです。