いじめ“総点検”を指示
いじめ“総点検”を指示 10/16 19:29

中学2年の男子生徒が、「いじめを受けていた」という遺書を残して自殺した事件を受け、福岡県の教育委員会はきょう、県内全ての小学校と中学校にいじめ問題に対する取り組みを総点検するよう指示しました。

県教委は、事件が起きた翌日の12日、既に配布している「いじめのチェックリスト」を活用して、早期発見に取り組むよう指示していましたが、今回はその点検結果を来月2日までにまとめ、学校としてのいじめへの取り組み全般に関しても報告するよう県内すべての小中学校1105校に求めました。

また、市町村ごとに緊急の校長会を開き、教職員の危機意識を高めるとともに生徒への指導体制を確立するよう指示しています。