市防災対策課によると、東海地震など大規模災害時は、一般電話や携帯電話、電子メールが不通になることも想定される。代替の通信手段としてアマチュア無線の活用に着目した。 募集対象は、持ち運び可能な携帯型や車載型の無線機を持つ市内在住のアマチュア無線免許保有者。居住地域や氏名、連絡先を登録し、データベース化する。災害時には無線を携帯してもらい、本部の無線担当と交信して周辺地域の被災状況などを伝えてもらう。 現在、市内には一千人前後の対象者がいるとみられるが、市は具体的な数はつかんでいないため、協力者数を把握した上で組織化を目指す。「防災無線が機能しない場合の補完的な役割も担う。多くの人に協力を求めたい」(同課)としている。問い合わせは同課、電話055(237)5331。
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