2008年1月8日 12時49分更新
6日、蔵王町で住宅が全焼した火事で、全身にやけどを負って治療を受けていた88歳の女性が、
8日朝早く、搬送先の病院で死亡しました。
6日午後10時すぎ、蔵王町平沢の住宅が全焼し、この家に住む
山家タマコさん(88)が全身に大やけどを負いました。山家さんは、やけどがひどく処置ができないとして、現場近くの2つの病院から受け入れを断られたほか、
高度な治療を受けられる東北大学病院と仙台市立病院からも、いったんは受け入れを断られ、再度の要請で仙台市立病院に運ばれたのは、通報からおよそ1時間半後でした。
山家さんは、当初、意識があったものの、やけどの程度が重く、
8日午前4時前、搬送先の病院で死亡しました。
これまでの警察の調べによりますと、火元は最も燃え方が激しかった茶の間と見られ、出火当時、
山家さんはこの部屋にいたとみられています。
部屋には掘りごたつとストーブがあったということで、警察が火事の原因を調べています。